【結婚生活】パートナーと末永く付き合っていくための心得

長く一緒に暮らしている夫婦

夫婦は、血のつながらない他人同士が、縁あって一緒に人生を歩む。

だから、考え方の相違があって当たり前。お互いの一致できるところは、二人で探し当てないといけない。

夫婦だからすべてをオープンにしようとか、隠し事なくなんでも話し合おうなんてことは考えない。

今瀬保男

「夫婦になったからこそ、相手のことを心から理解したい。そして相手のすべてを受け入れたい!」

こういう夫婦ほど、現実世界では破綻率が高いのは皮肉なことだ。

確かに男女として出会い、そして一緒に暮らしていくことになった。そんな相手はきっと深い縁がある人なのだろう。

しかしだからといって、「相手のすべてを受け入れられる!」と思うこと。「相手のすべてを理解できる!」と思うこと。

そんなことは、決して考えない方がいい。

夫婦といえど元は他人。理解できないこと。受け入れられないところだって絶対にある。それに目をつぶって何とかうまくやっていく必要だってある。

それこそが夫婦生活である。

この意味で、「結婚前には両目を大きく開いて見よ、結婚してからは片目を閉じよ」という言葉は正しい。

その言葉を実践すれば必ず、自分と相手、一致するところもあれば、絶対に一致することがない溝があることにも気がつくだろう。

それは男女という性差がある限り、仕方がない話である。

夫婦でも隠し事があってもいい。言えない秘密を持っていてもいい。結局のところ、互いに情が残って協力して生きていけるなら、それで十分なのだから。

出典

『どん底からの大逆転!』(太陽出版、2016年)