無理なものは無理。「諦め」は早い方がいい理由

人生を考えすぎる男

人生を不幸にするものが一つあるとしたらそれは執着心だ。

手に入れたいもの、実現したいこと。その思いが強ければ強いほど、人生はガチガチになり、結果によっては人生が不幸一直線に進んでいく。

逆に、「こう考えれば人生が楽になる」という考え方がある。

それが割り切りだ。つまり、ダメなものはダメ、無理なものは無理と、すっぱりと物事を割り切る考え方だ。

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夢や希望がある、だから不幸になる

人生の苦しみがどこで生じるか?

それは執着から生じる。「自分は絶対○○を手に入れたい」など、物事への執着心だ。そしてそれが自分の人生を縛り、自分自身を不自由に苦しめる枷となる。

「○○大学に絶対に合格したい」

「年収は△△万円絶対に必要だ」

「結婚するなら☓☓ちゃんがいい」

など、目標や希望を持つことはいい。しかし、中には「それは無理だろう」というものもある。

自己啓発の世界では、「人は望めば欲しいものを全て手に入れられる」という。しかしあなたもご存知の通り、世の中どれだけ望んでも手に入らないものもある。

その手に入らないものを追いかける虚しさがどれほどのものか、それを経験したあなたなら理解できるだろう。

つまりは現実問題、無理なものは無理だし、手に入らないものは手に入らない。下手な希望を持つくらいなら、厳しい現実を知った方が幸せになれる可能性が高い。

なぜ諦める力が必要なのか?

繰り返すが、夢や希望を持つこと、それ自体はいいのだ。問題なのは、その実現が難しいことが分かってもなお、それにしがみつくことなのだ。

夢や希望を持つ。自分が欲しいものを知り、それを手に入れようとする。そこで「無理そうだ」と明らかになったときはどうすべきか。

ここが分かれ道だ。

「そうか、自分には無理だった」とスムーズに割り切って諦めることができるかどうか。それとも無理を承知で執着し続けるか。

そこが問題なのだ。

無理なものをさっさと諦める。このメリットはとてつもなく大きい。時代はどんどん変わっている。昔のように、我慢し続ければ報われる時代は終わった。

変化の激しい時代だからこそ、こだわり捨てすぐに変化できる柔軟性が必要だ。だからこそ、無理なものは無理と素直に諦められる力はとても大切になってくる。

自分のこだわりを持たないこと

無理なら無理で、別の何かを目指せばいい。それはもしかしたら、自分が思っているカタチとは違うかもしれない。

しかし、「それでもいいか」と柔軟に考えることができれば、そこから自分の考えた以上の、良い意味で「想定外」の自分の可能性が見えてくる。

新しい出会い、そして新しい自分。新しいチャンスが与えられる。だから、諦める必要があることは、早いにこしたことはない。

人生、いろいろ挑戦していれば、そのうちのいくつかは上手くいく。それが自分の思ったとおりのカタチではなくても、何かが上手くいけば、それはそれで十分だ。

そこで大切なのは、自分のこだわりを持ちすぎないことだ。

人生で必要なものは必ず手に入る

自分のこだわりなんてものは長い人生、ほんの些細なことに過ぎない。それよりこだわりを捨てて、流れに任せ、そこで上手くいったご縁を大切にした方が案外、幸せに生きていける。

下手なこだわりや執着があるからこそ、人生は窮屈になる。

どうしても欲しいもの、手に入れたいもの、そんなものをたくさん持っていれば、この世の中を自由に飛ぶことはできない。

何より、絶対に手に入る確実性などないのだから、散々努力して手に入らなかったら、本当に時間のムダである。

むしろ、もっと早く「手に入らなかいものはあなたの人生にとって不要なもの」であることに気がつく必要がある。

人生で本当に必要なものは努力しようがどうだろうが、必ず手に入る。手に入らないということはそれが一つの答え、つまり「必要ないから」につきる。

だからさっさと諦めていいのだ。

最後に

最終的には、人生で頑張って何かを手に入れようとするのは時間のムダである。特に、そこに何らかの執着心がある場合はよりいっそう注意が必要だ。

それがあなたの人生本来の進路を狂わすことになる。そうならない前に大切なのは、無理なことは無理と、さっそと執着を放棄することだ。

頑張ってもなかなか手にはいらないもの。

思うどおりにならない現実を思い通りにしようとすること。

自分が何かに執着していることに気がついたら、それをそっと手放すことにしよう。大丈夫、何かを捨てれば何か変わりのものが手に入る。

そして、執着を捨て自然なカタチで手に入ったものは、あなたが本来手に入れようとしたものよりももっと、あなたの人生で必要な役割を果たしてくれる。

それに気がつくことができれば、もう何かに執着する必要はない。

「無理なものは無理」「できないことはできない」としっかり割り切って、もっと気楽に、自由な気持ちで生きてみよう。