普通に働くのがイヤな人のための生き方ガイド

自由

就職したくない。

好きなことをして暮らしたい。

そんな自由な生き方は可能か?

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9時から6時の生活

働く社会人というと、毎日決まった時間働くサラリーマン生活が、大学を卒業する前までに抱くイメージではないだろうか。

朝は6時くらいに起きて、9時までに会社に出社し、夜7時くらいまで働いて家に帰る。これを週5日~6日続ける。そんな生活だ。

多くの人にとっては、これが普通の生活なのかもしれないが、なかには、そのような規則的な生活に馴染めない人もいる。

また、何らかの理由で長時間働くことができなかったり、職場がブラックで病気になってしまった人、そもそも会社勤めがイヤな人、就職で失敗して仕事が見つからない人もいる。

筆者もそのような人間の一人だった。

筆者はもともと、学校の先生を希望していて、大学生時代はほとんど就職活動をしなかった。

教員免許を取るための教育実習も楽しくて、教員一筋で頑張ったが、採用試験の2次で不合格になり、就職先が決まらないまま大学を卒業するハメになった。

結局、大学卒業してあたり、母校で非常勤講師として採用されたが、就職に失敗したこと(思うような仕事が得られなかった)で、何かが変わってしまった。

その経験で筆者が気がついたのは、一度大学を出てしまうと普通の仕事を得るのは難しくなるということだった。

筆者が大学を出た当時(プレッシャー世代というやつだ)は、企業も採用を控えており、しかも既卒の価値は低い状態。

人気企業は論外で、せいぜい、長時間労働が当たり前の仕事や成果報酬で給与が変動する仕事だったり、人間関係が終わっているような職場だったり、要は働いていく上で難しい条件の仕事が多いというわけだ。

筆者の場合も、非常勤という仕事で、立場がなくて安い給与で、正規の立場にいる人からは仕事を押し付けられ、意見を言えないような弱い立ち場からキャリアをスタートすることになり、「持つものと持たざるもの」の違いを、とことん味わうことになった。

そんな経験をしたせいか、普通にどこかに勤めて働くのはイヤになってしまった。安い給料で人の言いなりになり、心身すり減らす人生に希望が持てなくなってしまった。

結果、

「どこかに勤めて、イヤイヤ働くくらいなら、自分でお金を稼ぐ手段はないだろうか?」

このようなことを考えるようになった。

非正規という働き方

大学を卒業するまでは、「この世の中を生きていくうえで、どこかの会社に雇われたり、公務員として働くのが普通の生き方だ」というように考えていたが、世の中にはいろいろな働き方、いろいろな生き方があることを知った。

社会的に評価される仕事、されない仕事、様々なですが、贅沢しなければ十分生きていくことができる。

いろいろ調べてみると、正規労働者以外の方法で働いて生きていく道は、他にもあるものだ。

筆者が以前あこがれていたのは、大学の非常勤講師の仕事だった。

授業だけして、1コマあたり5,000円~1万円、それを週に何コマか授業をし、生計を立ていく(人によっては予備校や塾でも仕事をする)。

そんな大学講師にあこがれていた時期があったが、

・大学院を卒業する必要がある(修士が最低条件)

・英語や中国語などの語学系でないと仕事が少ない

・専門知識が必要

・都心暮らしだと非常勤だけでは食っていけない

・仕事を得るのにコネがいることもある

・少子化で大学の将来性が微妙

・大学によっては授業崩壊しているのでストレスを貯めやすい

などの理由で、あきらめたが、大学の非常勤講師は魅力だと思う。

なにせ、大学の夏休みや春休みは仕事なし。しかも、普段通り給与が出るし、勤務する大学の図書館等を利用することができる。

正規の教員のように、教授会やら何やらで、煩わしい人間関係の輪の中に入る必要がない。基本授業だけして、後は好きに時間を使える。これは非常勤ならではメリット。

もちろん、仕事がなくなるリスクや、学内での立場が弱いなどのデメリットもあるが、その分拘束されず、比較的自由に動くことができる。

おまけに大学勤務の肩書も利用できる(自由に暮らす上で、公的機関の肩書を利用できるのはとても良い利点になる)。他に収入源があれば、悪くない暮らしだと思う。

わがままを通す生き方

それはともかく、世の中には、思った以上にいろんな生き方がある。

一般的な生き方、まわりと同じような価値観からドロップアウトして、そこからまた人生をやり直せば、いろいろな生き方があることに気がつく

人間関係が苦手な人、長時間労働がイヤで趣味に時間を使いたい人、生き方はそれぞれ。問題は、理想的な生き方を実現するための方法をどのように現実化していくか、ということだ。

その大きな問題が、お金、すなわち仕事との関わり方だ。

筆者の場合、中学の非常勤講師としてキャリアをスタートさせ、その後は、独学で技術を学び、フリーランサー(自営)として独立。

ウェブサービスで収入を得るようになり、結果論だが、自分が「こう暮らしたい」という生活を送っている。いろいろ捨てたものはあったが、得たものもあった。

就職で失敗して以来、フリーでお金を稼ぎ、それからまた教師を少ししたが、結局自分は勤め人は向かないことが分かった。

人間関係の煩わしさ、毎朝の出勤、人生の質や自分の生き方を考えると、もっと伸び伸び暮らしたいと思うようになった。

つまりは、「やりたいことを中心とした生活がしたい」ということだ。

仕事もそうだが、映画や読書、旅行など、金銭的に負担のない範囲で、したいときにそれができる生活だ。昼まで寝ていてもいいし、夜中起きていてもいい。

朝の満員電車はうんざりだし、仕事上の理不尽な人間関係も避けたい。多少収入が不安定でも、毎日楽しく過ごしたい。自分のした仕事が、何らかのカタチとして残したい。

それが筆者が望んだことだったが、そんな好き勝手な生活ができるのか?

お金を稼げればできる。専門技術を持ったり、フリーとして仕事することで、可能になる。実際、筆者もそうやって暮らしている。

現状日本では、一度正常コースから外れたら、そこへの復帰は不可能と言ってしまいたいほど、状況は厳しい。

一度大学時代に就職で失敗すれば、給与、保障がしっかりした潰れる可能性の低い優良企業に就職することはかなり難易度が高いと思う。

業種や会社を選ばず探せば仕事はあるが、低賃金重労働や、人の入れ替わりが激しい訳ありの仕事ばかり。誰だって、条件が良いほうがいいに決まっている。)

30歳を超えれば、未経験の新しい分野の会社に就職しようとしても、採用される可能性は低い。公務員も不可能になってしまう。

外国のように正規雇用が流動的でないことに加え、日本には独自の労働事情があるため、正規労働者として働く場合は、海外のようなフレキシブルな生き方は難しいものがあるのかもしれない。

とすれば、普通から外れてしまったなら、もう割り切って、自分で道を作っていくほかない。自分の価値観を第一優先にし、進んでいくのだ。

自分で決める

長時間労働はイヤ。職場の人間関係がイヤ。通勤がイヤ。ゆるく生きたい。好きなことを中心にして生きたい。そのようなワガママを押し通す生き方を模索する。

そのために、何を捨てて何を得るのか、トレードオフを考える。

好きなことをする時間を増やす変わりに、身分保障を捨てること。高収入を諦めること。

このような視点で、働き方を考えていく。

・人付き合いがイヤ

→会社勤めは辞めて深夜の工場勤務や作家、夜警などの仕事を選ぶ

・長時間働きたくない

→結婚を諦め、お金を使わない生活をする

・好きなことを仕事にする

→儲からないというリスクを背負い、収入にこだわらない

ポイントは、何を優先して何を犠牲にするかを天秤にかけることだ。このように、何を得て何を捨てるのかを考えれば、案外自由な生き方が可能です。

今は、あまりお金を使わなくても生きていく方法がある。家ならシェアハウスを利用したり、車を持たなかったり、服はしまむらやユニクロのリーズナブルな服だけにしたり。

高級ブランドを買う必要もないし、人と同じように消費する必要もない。要は、自分の生活の質を高めるために、自分なりのお金の使い方を考えればいいのだ。

お金を稼ぎたければ、従来の仕事に加え、ネットで在宅ワークをすることもできる。

サラリーマンや公務員として働かなくても、生きていく方法はいろいろある。働きたくなければ、雇われないで仕事をしてお金を稼ぐ方法を作ればいいのだ。

新しい可能性は、目を開いていれば、案外身近にあることに気がつくかもしれない。

参考書籍

ニートの歩き方

ワーク・シフト

年収150万円で僕らは自由に生きていく