不幸自慢でマウンティングする人々とその目的

オーマイガーな女性

とても面白い話を聞いたのでここで記事として紹介する。

世の中には、「俺はお前よりすごいんだぞ」とマウンティングする人々がいるのだが、彼らの多くは基本的に、容姿や人間関係、学歴、収入といった、ポジティブな要素をネタにマウンティングを行う傾向にある。

ところがである。

世の中には、「俺はお前より不幸なんだぞ。苦しんでいるんだぞ」というようなネガティブな要素。かんたんに言うと不幸自慢をすることによってマウンティングするタイプがいるらしい。

つくづく、人の心理というのは、複雑なものである。

「寝てない自慢」にイヤな感じがする理由

たとえば、あなたにはこのような経験がないだろうか?

あなたが仕事であまり眠ることができない日々が続き、疲れがたまっている休日の午後。親しい(と思っていた)友人とカフェで会話をしているとき。

あなたが「ほんと仕事が忙しくて疲れちゃう」と言った瞬間、相手は「私もね、上司がヤな奴で毎日文句を言われるの。仕事も多くて寝る時間もないわ」とあなたの話を奪い、自分語りに持っていく。

それだけでなく、延々といかに自分が辛い日々を送っているか?「あなたより私の方が辛いのよ」という言葉にしない無言の態度を示してくる。

こんなとき、「そうなんだ。大変なんだね」と相手に同情や共感を示すのが常識な態度のように思えるかもしれないが実は違うのだ!

なぜ?あなたはマウンティングされているからである。

結局目的は「他人下げ」からの「自分上げ」

不幸をネタにマウンティングをしてくる手法は本当に「ああ、人の自己愛を誇示しようとする姿勢はなんと悲しいものなのだろう」と思わざるを得ない。

だが、世の中にはどんな方法を使ってでも、自分のことを見て欲しい人。尊重する姿勢を示されたい人がいるのである。

「俺、最近寝てないんだよね」

「彼氏と会えなくて辛いんだよね」

表現形式はなんでもいいのだが、そこから発せられるメッセージは極めてシンプルである。すなわち、「私を尊重しなさい」→「私の方があなたより上ですよ」というメッセージである。

不幸自慢に同情することは、人として正しい態度かもしれない。しかし、同情を誘う人が本当に同情するに値する人なのか?真実は単純ではない。

被害者タイプ=要注意人物

不幸をネタにマウンティングをしてくる人物の中でも特に注意したいのが、「私は被害者なんです」というポジションを持つ人物である。

それはとてもシンプルな話で、自分が被害者ポジションに立つことによって、相手を支配しようとするからである。

それは、「あなたのせいで私はこんな被害を受けました→私はこんなに傷つきました→だからあなたはその代償を私に支払ってくださいね」と、人を支配しようとする手段のテンプレである。

この類の人物の言動に対して安易に同情心を示してしまうと、あなたはその瞬間から、「カモリスト」入りすることになる。

何かにつけ、「私はこんな不幸な目に遭っているのだから、あなたは私を尊重してくれるでしょ?大切にしてくれるでしょ?」と、様々な要求を突きつけられるようになるだろう。

そしてあなたがその要求を受け入れるたび。延々とあなたは、利用され続けるのである。

つまりは難しい話は抜きにして、「私は被害者です」という態度を見せる人とは距離を置いた方がいい、という話である。

最後に

「俺はこんなに大変なんだ。お前の苦しみなんて屁でもないぞ」

「あなたの仕事は大変なんですね。でも私なんてもっと・・・」

世の中には、歪んだ形で「あなたより私の方がすごいんですよ」というマウンティングをしてくる人がいる。そうまでして自己愛を満たそうとする試みは正直な話、理解できない。

だが、現実には、そういう人がいる。

あなたが同情を示すつもりの場面でさえ、実はあなたはマウンティングのネタにされている場合がある。何せよ、人の心は、難しいものである。

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