人生の不運を誰かのせいにしない。たったそれだけで

激おこ美女

人は無意識のうちに、自分の努力不足を周囲のせいにしてしまうものである。

渡部昇一(英語学者、評論家)

「何をしても上手くいかない。人生が思い通りいかず失敗の連続で何もかもが嫌になる」

そんなときはつい、自分の不運を誰かのせいにしたくなる。

確かに、人生にはいろいろ不運がある。

努力しても努力が報われるとは限らないし、心血を注いで頑張ってきたことが予想外の出来事によって無駄になってしまうこともある。生まれつき不利なレースを強いられる人もいる。

この意味で、人生は100%自己責任とは言い難く、常に理不尽なことが起こるのが人生だ。

しかし、だからといって、人生が上手くいかない原因を云々していたところで、現実は何も変わらない。

ただできることは、今自分が何をどうするのか、それだけのことだ。

環境が悪かろうが、不運に付きまとわれようが、それらのせいにして前に進むことだけは諦めてはいけない。

どんな不運なときでさえ、自分にできることが必ずある。自分の不運を何かのせいにしていては、決して前へ進むことができない。

人のせいにせず、環境のせいにせず、ただひたすら自分のすべきことに専心する。そうすれば、最終的にはそれ相応の結果が手に入る。

最終的に人生は帳尻が合うようになっている。だから人生が上手くいかないときは、今できる努力を重ねていけばいい。

それだけしかできないが、それだけで、十分なのだから。

出典

『人生の手引き書』(扶桑社新書、2017年)