結局はお金のため?何のために仕事をするのか

仕事を楽しむ女性

人は、1日の大半を働いて過ごす。

朝起きて、勤務先に行き、仕事をする。昼になれば昼食。午後からは眠気と戦いつつ、仕事を頑張る。夜、仕事が終わり、人は家へ戻る。

こんな暮らしのなか、もし仮に、朝から晩まで、仕事時間が苦しかったり、退屈だったら?仕事時間が死ぬほど苦痛で、人生をムダにしているように感じていたとしたら?

仕事は人生の大部分を占めるもの。

もし仕事が苦痛でつまらないものだったら、それはイコール、人生の貴重な時間の大半を、ネガティブな思いを抱えて、過ごすことになる。

はたして、それは幸せなことなのか?

仕事はお金のため?

なぜ人は働くのか?

その理由の1つは、お金を稼ぐことだと思う。今の世の中、お金がなければ、生活していくことはできないのが現実だからだ。

また、お金がなければ、十分な教育を受けることができない。人付き合いもできないしおしゃれもできない。旅行にも行けない。

お金がなければ人生で体験できるいろんなチャンスを失う

だから、仕事をしてお金を稼ぐことはとても大切なのかもしれない。仕事をするということは、お金の面抜きにして考えられないのは事実。

もちろん、仕事をすることはお金だけではないかもしれない。精神的報酬を得ることも、仕事をする一つの理由だ。

仕事をして、誰かに喜んでもらう。それによって、「自分」という存在が、社会とつながっていることを知る。

それはすなわち、「自分の労働が誰か他の人に役に立っている」ということを意味する。

人から喜ばれたり感謝される。それによって、自分の心が満たされる。これが精神的な報酬だ。

それは、お金では得られない、心が満足する、満たされる体験だ。

関連記事:仕事は何のためにするのか。お金+自己実現がファイナルアンサー

バランスのよい働き方とは

仕事をして、物質的な報酬(お金)が必要な範囲で手に入り、加えて精神的な満足もある。仕事が楽しい。そして儲かる。人からも感謝される。

これが理想的な仕事だが、人に感謝されるだけでなくお金が儲かるような仕事は、なかなか見つからない。

自分がその仕事をするだけで楽しい。でも、十分なお金が稼げないので、生活が苦しい。もしくは、お金はある程度稼げるけど、仕事をしている時間は苦痛で、イヤなことしかない。

「給料は我慢料」という考え方があるとおり、仕事によっては働くことそれ自体が我慢の連続であって、「精神的な満足度」という言葉は、ただの偽善にしか聞こえない場合もある。

ただ、何のために仕事をして、そして何を得るのか、仕事について自分なりに考えておくことは、今の時代とても大切なことだ。

終身雇用制度が崩壊し、転職やリストラが当たり前になった今、滅私奉公で我が身を雇い主に捧げても、これからの時代、その自己犠牲が報われる可能性は限りなく小さい。

働く主体は自分自身。であるなら

かつての日本では、長く会社に勤めれば、その我慢が報われる仕組みになっていた時代があった。だからこそ、「石の上にも三年」など、我慢の大切さが言われていたのだと思う。

でも、それは昔の話となり、状況は変わった。場合によっては、我慢をすることが、自分の首を絞めかねない状況になってしまった。

もちろん、一つの経験として、「イヤなことを我慢して仕事をし、お金を稼ぐ」という経験も必要かもしれない。そのことに意味があるのは確かだ。

しかし、21世紀の今、状況は大きく変化した。もはや、会社・組織に安定や保証を求めることはできないのが現実だろう。

誰であれ、いつ肩を叩かれるか分からない今、たとえあなたがどれだけ会社に尽くしたとしても、「そのとき」が来たらそれは容赦なくやってくる

だからこそ、働くことの意味、理由について、確固たる価値観を持っておくことが、とても大切なのだ。

仕事をすることはお金を稼ぐためだけなのか、それとも他の理由があるのか。そもそも何のために働くのか。

その理由、自分なりの答えを見つけていく。自分が働く意味、しいては、幸せな働き方とは、その過程のなかで見つかるのだから。

あわせて読みたい

仕事は選んでいい。よりよい仕事を選ぶ権利は誰にでもあるから

好きなことを仕事にするために安定した仕事を捨てるという決断

「天職」は自分が一番やりたい仕事とは限らない。

仕事を楽しむ女性
Follow Me