世の中にはスキあらば自分語り。つねに自分のことを話したくて仕方がない人がいる。
「そうか、彼らはよほど自己顕示欲・自己承認欲求が強いのだな。自分を認めてほしくて仕方ないのだな」
と優しく接することはできる。
が、のちのちのことを考えたなら、彼らの自分語りを許容するのもホドホドにするのが良い。
この記事では、その理由について説明する。
はじめに
どんなときも自分語り。自分のことを話したくて仕方がない人とは、本質的には自己中以外の何者でもない。
人の迷惑。気持ちを顧みず、自分のことばかりを話す。
それは、自己承認欲求が強いかどうかという問題ではなく、本質的に自分のことしか興味がない証拠である。
だから平気で会話を横取り。強引に自分の話題に持っていく。
なぜなら彼らは人の話はどうでもいい。ただ、自分の話題を話すことによって、自分が良い気持ちになれればそれでいいのである。
まともな人なら周囲に配慮する
普通の良識ある人ならば、自分の話ばかりするのは、他の人の迷惑になることを理解しているので、自分の話はそこそこ。
皆が楽しめる話題をチョイスし、そこにいるみんなが気持ちよく会話できるよう配慮する。
しかしなんでもかんでも自分語り。すぐに自分の話に持っていく人は、他の人の気持ちなどどうでもいい。
自分の話題が出て、自分がスッキリできれば、ただそれだけで十分。これを自己中と言わず何と言うのか、という話である。
自分語りの人がヤバい本当の理由
そしてここからが本当の本題なのだが、なぜ自分語りの人の相手をしてはいけないか?
それは、彼らの相手をするあなた自身が、やがては実害を被る可能性があるからである。
自分語りをする人は、兎にも角にも、自分の話をうんうん聞いて、「信者」のように反応してくれる人を求めている。
そこで、彼らの自分語りを許容しているとどうなるか?
やがて彼らは、あなたに依存をし始める。あなたの都合を考えず、ひたすら「私の話を聞いて」と迫り、あなたを圧迫し始める。
これが一番怖いことである。
優しさが仇となる理由
先にも述べたが、スキあらば自分語りをしてしまう人は、自分の話を聞き、注目してくれる人を求めている。
それによって彼らは自己顕示欲や自己承認欲求を満たすことができ、満足することができる。
それを満たしてくれる人を、彼らはそう簡単には手放さない。
最初は週一で話を聞くだけだったのが、頻繁に連絡をよこすようになり、やがては金魚の○ンのように、しつこくつきまとうようになる。
依存してくる人間は、本当に厄介である。あなたのことなど関係ない。ただ、自分の欲求を満たすことだけを考えているのだから。
だから距離が必要だ
もしあなたの身近に、いつも話題を強引に自分の話に持っていく人。あなたの話題をうばって、自分語りを始める人がいれば。
それは、「この人と仲良く付き合ってはいけません」という何よりの証拠。くれぐれも、彼らの自分語りに付き合うのはやめた方が良い。
一度彼らに、「この人は自分の話を聞いてくれる!」と思われたら最悪である。
こちらの迷惑を考えず、「自分は自分は」と、ひたすら自分語りのストーキングを開始する。
そうなれば、あなたは実生活において、多大なストレスを被る可能性が極めて高い。
最後に
そうならないために大切なのは、自分語りは聞きたくないことを明確にすることである。
それが無理ならその場所から離れること。自分語りの人と距離を取ることが大切である。
彼らは信者を求めている。「この人は自分の話を聞いてくれない」と思ったら、自然に離れてくれる。
しかし。彼らに甘い顔をしてしまったら。母親につきまとう子どものように、しつこくしつこく、自分語りを続け、自己承認欲求を満たそうとするだろう。
あなたがそれに答えたい気持ちがあるならそれでいいかもしれない。
しかし、そんな迷惑を被りたくないのであれば。ぜひ、自分語りの人とは、適切な対応し、適切な距離を置くことをおすすめしたい。