自分の意見を押し付けてくる人の心理と対処法

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世の中には不思議なことに、「私はこう考えています。それは正しいので、あなたもそうすべきです」と、やたら「自分の意見」を押し付けてくる人間がいる。

「距離を置く」というチョイスが可能ならそれが無難かつ最も望ましい方法なのだが、現実問題、この類の人物と距離を保つことが難しい場合もあるのが世の中である。

ということで、この記事では「自分の意見を押し付けてくる人」をストレスにしないためにできることを述べていく。

対処法はシンプル!

まず結論から言うと、自分の意見を押し付けてくる人の堅実な対応はとてもシンプルである。ずばり「反論せずに聞いたふりをする」である。

あなたが「私はこう思います」と思ってそれを主張したところで、相手はますます逆上し、「私の意見が正しい」を押し付けてくる。

「それはあなたの意見ですよね」と言って解決するなら話はかんたんなのだが、実際のところ自分の意見を押し付けてくる人に反論したところで、それは時間の無駄になると思っていい。

現実的な対応としては、いちいち反論せず、聞いているふりをして、聞き流していればいい。そして、あなたは自分の考えを行動で示せばいい。

少しでも反論すると彼らはますます自分の正しさを主張し、粘着してくる。それは粘着される側として、時間の無駄以外の何物でもない。

「自分の意見を押し付けてくる人」はこの2タイプに分かれる

世の中にはいろんな考え方がある。物事にもいろんな取り組み方がある。

にもかかわらず、なぜ彼らが「私が正しいからあなたもそうすべきだ」と自分の意見を押し付けてくるのか?その理由を知っておく価値がある。

自分の意見を押し付けようとする人には、

1・人生経験の少ない視野の狭い人(=「自分の世界」しか見えていない精神的に幼稚な人)

2・実は自分に自信がなく、自分の意見を押し付け他人を自分の思うとおりに動かそうとすることで自尊心を満たそうとする人(=自尊心が低い人)

この2つのタイプがいるが、個人的には、割合的に前者より後者の方が多い気がする。

例えば世の中にはやたら細かいことを決めてそれを人に強制するタイプがいるが、それは人をコントロールすることで自尊心を満たそうとする、哀れな試みの一つである。

他人に自分の意見を押し付けようとする人もそれと同じである。

本当のメッセージは「私を尊重しなさい」

本当に自分に自信がある人は、他人が自分の言うとおりにならなくてもそれが当たり前だし、それが自己評価には関係しない。

「私はあなたと意見が違いますが、あなたの意見は尊重します」というのが、余裕のある人の態度だが、自己評価が低い人は違う。

自分と意見が違う人をやたら攻撃する人が攻撃的になってしまうのは、不安や自信のなさの裏返しで、他人に失敗や責任を押し付けるのもこのタイプの特徴である。そのため、仕事の関係者や親族にこの手の人物がいる場合は厄介である。

自分の意見を他人に押し付ける人がそうしてしまうのも、他人を自分に従わせたいという、歪んだ支配欲であり、その根底は極めて脆い、低すぎる自尊感情である。

だからこの手の人に少しでも反論しようなら彼らは自分を否定された気になり、さらに躍起になって「私は正しい」を押し通そうとするわけだ。

つまり、物事が正しいかどうかはどうでもよく、「私を尊重しなさい」「私を認めなさい」というのが、自分の意見をあなたに押しつけようとする人が送っている、本当のメッセージなのである。

最後に

個人的には、人がどのような考えを持っていようとそれはその人の自由で、「あなたの考えは私と違います」でも当たり前だし、それでいいと思っている。

ところが問題は、「私はこう考えるのだから、あなたも同じように考えるべきです」という人物がいて、この記事をここまであなたが読んでいるということは、きっとそのような人物に悩まされているのだと推測する。

悲報としては、彼らは今後変わらないし、自分の自尊心を満たすため、あなたに自分の意見を押し付けようとしてくる行為そのものを止めることはできないだろう。

一方、あなたは自分の対応を変えることはできる。それによって、彼らによるストレスを小さくすることはできる。仕事の上司やあなたの身近な人物にこの手の人物がおり、距離を置けないのであればあなたができることはシンプルだ。

彼らの話をまともにとらずに「聞いているふり」をする。そして反論しない。まずは、これだけを意識してみよう。あなたの本音は、行動で示せばいい。

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