例外はあくまで例外。自分の人生で例外が起こることを期待しない

I'm fine.

人生成功するための道はいろいろあり、そこに規則性はない。しかし、地獄への道は不思議なくらいに共通している。

そのなかでも、

「自分がやればうまくいく!」

という考え方は、かなり危険度が高い考え方である。

起業、投資、ギャンブル、なんでもいいが、人生で大失敗してしまう人の共通点は、過剰に自分に自信を持っていることである。

「他の連中は失敗したが、自分がやればうまくいくんだ!」

こういう過剰な自信を持っている人がヤバい。

そのまま先へ進んでいけば、驚くほどの早さで、地獄の道を転がり落ちていくことだろう。

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成功法則は役立たない?

確かに世の中、人生にはいろんな意味で幸運な人がいる。

やることなすこと上手くいき、基本的に思ったこと、希望したことの80%以上はうまくいっている。

こんな幸運な人がいる。

もしかしたらあなたはこのような「幸運な人になりたい!」と思うかもしれないが、現実問題、このような幸運な人はあくまで例外である。

そして、このような幸運な人が、

「私はこんなふうに成功しました。だからあなたもこのようにするべきです」

と大声を出しているが、そんな話はあなたの役には立たなない。

だから基本的には一切無視してもあなたの人生にとって何の支障がない。

なぜ自己啓発書が基本的に役に立たないのか。それは人生で成功できた幸運な人たちの「例外」例だからである。

法則=再現性があること

早い話、成功に法則も何もない。法則というのは、誰が何をしても100%必ず、再現性があることを言う。

例えば、あなたはライターで自分の指に火をつける。そうすればやけどする。3階のビルから「I can fly!」したら骨折する。

このように、同じようなことをすれば必ず誰でも同じ結果になる。そういうことを法則と言う。

この意味で、成功法則は法則ではない。あくまで個人体験談。よく見積もって「傾向」と言える程度だ。

すなわち、「こういうことをすれば成功する可能性がありますよ」という傾向にすぎない。

そして、成功法則を語る人は皆、人生で成功できた「例外」の人である。例外はたまに起こるからこそ例外になる。

その例外が本当にあなたの人生で役に立つだろうか?成功法則を信じて、あなたは本当に成功できるだろうか?

「自分はこの程度」と考えて何が悪いのか

もし成功法則が本当に法則だとしたら、なぜたくさんの人が成功法則の本を読んでいるのに成功できないのか。人生が何一つ変わっていかないのか。

そんな疑問を持たないだろうか?

ここまで達することができたあなたは、もしかしたらかなり良い位置にいるはずだ。

なぜなら、目の前の物事を疑うことを覚えてこそ、自分の「分」を知ることができる。それはとても大切なことだ。

「自分はこの程度の人間だ」と知っている。だから、人生で大失敗を避けることができる。

自分の分を知り、堅実に進んでいけば、それは「十分成功した」と言える人生を送ることができる。

その人生はもしかしたら「例外」ではないかもしれない。

しかし、自分の分を知り、最善を尽くすことができれば、それは十分素晴らしい。成功と言ってもいい偉大な業績である。

それを過小評価する必要はない。

最後に

人生、例外は例外である。すべての人に起こることではない。だから、自分の人生に例外が起こることを期待しない方が身のためである。

そのかわり、今自分にできる確実なことに専念する。そしてそれに一切手抜きをしない。100%全力を尽くし、自分ができることを実現していく。

そうすれば、あるときを境に、何かが変わりだす。そして、こういう言葉は不適切かもしれないが、「奇跡」が起こる。

そして気がつけば、自分が例外になっていることに気づく。あれだけ探しても見つからなかった自分だけの道を、確固たる自信を持って歩んでいることに気づく。

そう、それこそがあなたの人生にとって最も大切な道である。

今の世の中、どデカく大きい人生、人とは違う人生を歩むことが素晴らしいように思わされているが、人にはそれぞれ分がある。

大切なのは自分自身を知ること。そして、自分の器相応の生き方をすることである。

人生で成功することが必ずしも幸せなこととは限らない。むしろ「謙虚」に生きたほうが、ずっと幸せに生きられることだってある。

スモール・イズ・ビューティフル。

人生で「例外」が起こることを期待し続けるあまり、それよりも大切なことを、見逃さないこと。これが人生を見失わないためののおすすめの考え方だ。