人生で迷わないための心得

この道我が道

どこに行こうとしているのかわかっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない。

ヘンリー・キッシンジャー

今自分が何のためにここにいるのか。何の意味があって、今していることをしているのか。その意味がわかっている人はすなわち、自分の運命がわかっている人と言ってもいい。

今目の前のことには意味があることを知り、その先へ進んでいけばどこへ辿り着くかがわかっている。これが自分の人生をコントロールしているということだ。

逆に、今なぜ自分がここにいるのかわからない。自分がしていることに意味を感じず、なぜそれをしているのか、理由すらわからない。

目的地も分からぬまま、目隠しをされて歩かせれているようなものだ。それはとても危うく、危険な状態である。

そこで大切なのは、まず自分がどこへ進みたいのか、それを明らかにすることだ。

流れに任せ、なるように任せる人生はそれはそれで面白い。運に恵まれれば、どんなにテキトーに生きていたとしても、偶然の力で素晴らしい結末が待っている可能性はある。

しかし現実問題、その確率はとても低い。

そんな幸運任せの人生を選ぶよりは、自分が進むべき道を決め、そこへ到達するためにできることをし、計画的に前へ進んでいく。

自分が進路をコントロールできる人生の方が堅実で、人生をムダにする可能性が低い。

「これを成すことが自分の道であり成功である」

それを決めて、真摯にその道を歩んでいく。これこそが自らの運命をコントロールすることにほかならない。そしてこれこそが、人生で迷わないための心得だ。

出典

『自分を動かす名言』(青春出版社、2016年)