最終的に人生は行きつくべき場所へ行きつくようになっている件

過去を振り返って

2007年、筆者の人生はどん底だった。

就職に失敗、大学を卒業したものの、ようやく見つかったのは非正規の臨時教員。そこで最善を尽くそうと努力はするものの何もかもが空回り。

人生面白いもので、上手くいかないときは何をやっても上手くいかない。そのことを実感させられた。

お金もない。定職もない。まさしくお先真っ暗で、「俺の人生はどうなるんだ・・・」とただただ、不安な日々であった。

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人生、一寸先は闇だけど

それから気がつけば10年以上経過。

今筆者はどん底の当時には想像もしなかった場所で暮らし、完璧とは言わないものの、ほぼ理想に近いライフスタイルを実現した。

労働時間は当時の3分の1にも関わらず収入はグーンと増え、独身なのでお金は自由。当時のどん底時代には想像もしなかった、余裕のある日々を過ごしている。

こんな具合、人生のどん底から生還したからこそ分かるのだが、人生はどこでどうなるかは本当に分からない。

一寸先は闇かもしれないが、どん底で死にそうなほど大変な時期も、それが過ぎ去れば、また良い時期がやってくる。そんなことを感じている。

努力しても無駄なとき

こうして今、人生のどん底時代を振り返ってみると、一体あのときは何だったのか?と思う。

努力するしないの問題ではなくて、何をやっても上手くいかない。ただただ失敗が続く。そして状況が悪くなっていく。これは本当に不思議なことだ。

「悪運に憑かれる」とはこのことで、本当にやることなすこと上手くいかない。ひたすら辛い日々が続き、どんどん状況が悪くなっていくように思える。

頑張って努力して、「上手くいった!」と思えたこともなぜかすぐにダメになってしまう。何かによって強制的に地面に這いつくばさせられているような感じだ。

正直、このときほど努力の無駄を感じたことはない。この個人的な経験から、「努力をすればどんなことも上手くいく!」という考え方には懐疑的になった。

人生には努力をしてもどうにもならない時期があることを知った。

どん底を経験する意味

ただ、どん底の頃を振り返って思うのは、あの辛いどん底の時期にも意味というか、経験する必然性があったということだ。

どん底の時期、何もかも上手くいかなかったが、そこで新しい人生のヒントを見つけた。今の仕事もそうだし、読書の習慣もそうだ。

どん底で何をやっても上手くいかない。悩む。そこで新しい生き方を考える。そうやって、目の前に見えるかすかな光を頼りに前へ前へ、少しづつ進んでいく。

そうしているとあるとき、モヤが晴れて光が溢れ出す。気がつけばどん底から抜け出すことができる。そんな感じだ。

筆者の場合はどん底の期間が5年以上続いたが、どん底が終わったあとは、人生が面白いくらい変わった。上手くいかなかったことが突然、上手くいきだした。

未だに、理由は分からない。ただただ、不思議である。

人生に目的はあるか

結果的には、人生のどん底を経験することによって、人生の方向転換を余儀なくされた。

もし筆者が2007年にどん底を経験していなければ、きっと筆者の人生は、今の人生とは全然違ったものになったのは間違いない。

住む場所、出会う人、日々の暮らし、全く別のものになっていたことだろう。そう考えると、本当に不思議である。

もしかしたら人生には予め進むべき方向があって、そことは違う方向に進もうとすれば、強制的に方向転換をさせられるような出来事が起こるのかもしれない。

そして最終的には進むべき方向へ導かれるのかもしれない。そう考えると多少は納得がいく。

もちろん、意志を持って人生を歩むことは大切だ。しかし、意志を持って歩んでいても、全然別の場所へ導かれてしまうのもまた人生だ。

そう考えると、「人生で起こることに意味、目的がある」というのは確かだ。因果の流れを考えると、ますます、そのことを強く感じる。

人生はどこでどうなるか分からない、しかし

多分、人にはそれぞれ、人生で目的があるのだと思う。

目的によって日々様々なことを経験する。だから、今いる場所、経験すること、それらには必ず何らかの必然性がある。

それがどんなに不都合なことであれ、辛く厳しいことであれ、多分、無駄なことではないのだと思う。

それらの経験を経て辿り着く場所こそが、きっと自分の人生にとって意味がある場所なのだと思う。そこは予想外の場所かもしれないが、人生は多分そういうものなのかもしれない。

未来は見通せず、想定外の連続で、思い通りにはいかない。でも最後さえよければそれでいい。いろいろあるかもしれないけど、長い目で考える。

そういうものなのだと思う。

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