人生の満足度は価値観の「深さ」で変わる話

2人

人には二種類のタイプがいる。浅く広くの人と、深く狭くの人だ。

それで具体的に何がどう違うのか?人生でどんな影響があるのか?分かりやすく解説していく。

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何事もほどほどに

人の考え方の傾向を大まかに分類すると、

・「浅く広く、いろいろなことを押さえておこう」という人

・「自分のこだわりをとことん追求したい」という人

この2タイプに分類することができる。

「浅く広く」の人は、付き合う人がたくさんいる、どちらかというと常識的な人。社会的にも人と適切な関係を持っている。もちろん仕事もきちんとこなす。

人付き合いも良くて「人の好き嫌い」も表に出さず、一応常識的な付き合うをする。話題も広くて、ニュースから流行まで、人の話題になりそうなことは一通り押さえている。そんなタイプだ。

一方、空気を読んで振る舞うので、敵も少ないが、「浅く広く」の人は趣味や親友、本当に大切にしているものがない傾向にある。

浅く広く、さまざまなモノにアンテナを立てている分、1つのものを掘り下げる集中力や関心にかけており、得てして「表面的」になりがちなのが浅く広い人なのかもしれない。

例えば人間関係。

人付き合いは表面的で、いろいろな人と「表面上」は仲良くやっているが、それは上辺だけの付き合い。

会社や仕事での付き合いはあるが、プライベートでハラを割った付き合いをしません。付き合うのは、仕事の関係や利害などの関係においてだけだ。

ある意味、とても割り切ったスタンスだが、事なかれ主義に陥りやすく、人間関係の立ち振舞でストレスを溜めやすいのが特徴。

常識人として振舞おうとし、本音よりも建前を大切にするため、絶えず仮面をつけて人と関わっている状態だ。

そのため、人との関わりは表面的になり、本音をさらけ出せる人ができない。表面的に関わっている人は、いざというとき、人生のピンチのとき全く便りにならないのが痛い。

人と関わりながら深い孤独を感じている。それが、このタイプの人なのかもしれない

「オタク」の可能性

一方、世の中には、「狭く深く」、非情に偏屈で周りから印象が良くないことが多い、自分のこだわりを追求したいタイプの人がいる。

悪く言えばオタクタイプで、周りの空気を読めず、自分の好きなことだけに関心を示す、協調性のないタイプの人。

面倒くさいことはしない。イヤな人とも付き合わない。「馬の合う人とだけ付き合えばいい」と考えているタイプなので、建前で周囲を気にすることもない。対人関係で悩むことは少ないかもしれない。

ただ、周りの空気を読めないのがこのタイプ。「狭く深く」の人は、会社人としては不適格で、真っ先にリストラ対象になる人かもしれない。上司へのごますりは不可能。社内政治で空気を読むこともできない。

そのため、一昔前までは、このようなタイプの人は作家や職人、クリエーター、大学教授になるくらいしか、幸せに生きていくことができなかった。

しかし、21世紀に入り、「狭く深く」の人が活躍できる環境が広がっている。

世の中は「浅く広く」、なんでもそこそこできる人より、深く狭い専門的な技能を持った人が活躍する時代になっている。

「狭く深く」の人は、自分が「これだ!」と思ったことは、信じられないほどの関心と集中力を持って、その世界を極めていく。

そのため、その人独自の専門性を獲得する傾向にあり、それは他の人がマネできない「代替不可能」な技能になる。

人間関係、興味や関心に偏りがあるのが欠点だが、その欠点があるからこそ、関心を限定させ、興味を掘り下げることができる。

興味を掘り下げていくことで、誰にもマネできない独自の世界を開拓していく。それが「狭く深く」の人だ。

違いは価値観

他とのバランスをとり、人にあわせた生き方。他とのバランスが偏っても、自分が好きなことを追求していく生き方。

社会や周りを基準にしていく生き方と、自分の興味と関心を基準にしていく生き方。「浅く広く」と「狭く深く」の生き方は、このような価値観の違いがある。

周りを基準にするがゆえ、人間関係では仮面をつけ、人とあわせて振るまう。「友人」も多いでしょうし、フェイスブックやtwitterでつながる人も多いはず。

反対に、「狭く深く」の人は、周りの関心には興味がなく、政治や経済、世の中の動きにも興味を示さない人が多い傾向にある。

それよりも大切なのは、自分が興味があることです。中心軸は他人ではなく、「自分」なのだ。

周りを軸にするか、それとも自分を軸にするか。それぞれの考え方によって、生き方は丸ごと変わっていく

自分がどんな価値観を持っているか、それによってどんな行動をしているか。そのことを考えてみると、思わぬ発見があるかもしれない。

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