「今度飲みにいきましょう」と言って連絡不通になる人。
「あなたが好き」と言いながら他に恋人がいる人。
人の本心は、決して言葉だけでは分からない。
社交辞令など、人の言葉を安易に信じて、鵜呑みしてしまうと、それによって恥ずかしい目に遭ってしまうことが少なくない。
場合によっては、人間不信になるほどのダメージを受けてしまうこともある。
だからこそ、人を信じることも大切かもしれないが、「この人の本音はどうなんだろう?」と、その人の本心を見抜く習慣を持つことが大切だ。
ではどうやって人の本心を見抜けばいいか?
そこで注目したいキーワードが「行動」だ。
行動を見ればその人の「本音」が分かる!
例えば、あなたがある女性をデートに誘うとする。LINEで連絡先を交換し、デートの約束を取り付けるとする。
そのとき、彼女が誘いに乗る気があれば、スマホでやりとりしているうち、場所や日程が具体的になってくる。
あなたに「会いたい!」と思っている女の子であれば、スムーズに、「いつ」「どこで会うか」が決まるだろう。
しかし、社交辞令の子は、いくら「今度会いましょう」とニコニコ言っていても、実際に「いつ、どこで」を聞いたとたん、音信不通になってしまう。
言葉は「会いましょう」と嘘をつくが、行動は「連絡なし」→「会いたくない」の意と、とても分かりやすい。
このように、人の本心というのは、言葉だけで判断するのは難しい。そこで、実際の行動を見て、「この人の本心はこうなんだな」と察する方が確実だ。
気持ちが隠せない絶対のサイン
この考え方は、大人になればなるほど、大切になってくる。
大人の関係は社交辞令中心の関係になってくるので、ますます人の本心が分かりにくくなってくる。
相手の社交辞令が分からないままでいると、「この人は空気が読めない・・・」と敬遠されてしまうのが難しいところだ。
だから、大人の人間関係は基本、言葉はまったく当てにならない。
笑顔で笑って殴り合うことができるのが大人の関係だ。言葉はあくまで言葉、実際の行動を見て判断した方が確実だ。
気になる人を誘ってみて返事が来ない。どうもこの人は愛想がいいけれど、距離感が遠い。いつもニコニコしているけど、当たり障りのない話しかしない。
さて、この人の本心は、何を思っているのだろうか?
最後に
このように人の本心は言葉ではなく行動に現れる。
本当に好きな人、強い興味を持っている人から誘われたら、どんな事情があろうとも、最優先で時間を作るものである。
逆に、「どうでもいい」と思う人からの誘いなら、どれだけヒマがあっても、会いに行けない理由を作ってその誘いを断ろうとする。
こうして人の本心は、行動という結果によって判断することができる。
会話で相手が何を言っていたかではなく、実際にどう行動したか。そこで自分への好悪を判断することを心がける。
そうすれば人間関係で大きな思い違いをするリスクも小さくなる。
仕事、恋愛、なんでもいいが、気になる人を本心を知りたいときは、ぜひ行動をチェックしてみて欲しい。
きっと、言葉では隠しきれない、相手の本心が見えてくるはずだ。