何をしても心が満たされない本当の原因

幸せな家族

この世の最高の幸せ、それは誰かを愛し、その人から愛されること。

クリスチャン

この世で手に入る幸せには原則がある。

それは、本当に価値がある最上級の幸せは自分ひとりだけの力では手に入らない、という原則である。

例えば努力してお金持ちになった。

それはそれで素晴らしいことである。何も手に入らない人生よりも、遥かに幸せなのは間違いないが、それは最上級の幸せではない。

この世で味わえる最高に幸せとは、自分一人だけでは味わえないものである。それには必ず、「誰か」の存在が必要だ。

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「自分だけ」の幸せには限界がある

「自分だけ」の幸せを求めて突っ走っていっても、それは早い段階で限界がやって来る。あなたの幸せを分かち合える「誰か」が必要だ。

だから人は心から、自分以外の「誰か」を必要とする。

もしあなたが今、自分の人生がうまくいかず不幸せなら全力で自分だけの幸せを求めてもいい。しかしもしあなたが今、それなりに人生がうまくいっているはずなのに、なぜか幸せを感じられないとしたら。

あなただけの幸せを求めるのは、もう十分なはずだ。あなたの幸せを追求するかわり、誰があなたを心から必要としているのか、そのことを考えてみるといい。

その誰かが見つかったら、そしてあなたが今すぐ無理なく与えられるものがあるならば、惜しみなく与えてみるといい。

きっと、あなたが本当に幸せになるためには、「誰か」の存在が必要であることが分かるはずだ。

まずは自分の幸せを満たす

ただし忘れてはいけないこと。それは、自分が満たされてもいないのに、自分をほったらかして誰かを満たそうとしないことである。そんな行為は完全に偽善である。

だから、人生最初の段階は徹底的に自己中OK。自分1stで、したいことをすればいい。欲しい物を手に入れようと、がむしゃらになればいい。

自分を満足させるための行動を起こし、その欲がある程度満たされてくると、「それだけは十分ではない」という事実に気づく。この段階に到達できてこそ、自分の幸せを誰かと分かち合う段階に来たと言える。

このステップなくして、本当の意味で誰かと幸せを分かち合うことはできない。幸せの「押しつけ」になってしまうだろう。

最後に

人の心はステップ・バイ・ステップ。段階に応じて成長していくようにできている。

自分さえ満たされないのに誰かを満たすことによって自分を満たそうとする行為は完全に自己満足であり、押し付けられる方は迷惑である。

しかし、人生ある程度の段階で「自分はそこそこ満足できる」という状況に到達したとき、突如、「自分はまだ満たされていない」ということに気づく。これが、分かち合いの段階に到達したサイン。

自分が持っているものを、誰かと分かち合うことで、さらなる豊かさを実感することができる。ここにこそ、人生最高級の喜びがあることを、発見するだろう。

出典

映画『ムーラン・ルージュ』(2001年)より

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