「人を見る目」を養う基本的な考え方

待ちぼうけ中の女性

老武士のため、伊吹山の大山を越え難し。たとえ討たれるといえども、敵に向かって死すべしと思う。

島津義弘

あなたは人を見る目があるだろうか?

信頼していい人、信頼してはいけない人を、見分けることができるだろうか?

もしあなたが「それはちょっと自信がない・・・」と思ったなら、このことだけを覚えておくことは長い人生、決してムダにはならないだろう。

すなわち、人の本性(本当の人間性)が現れになるのは良いときではなく、悪いとき。「何か問題が起こったとき」にこそ、その人の真の姿が分かる。

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まず結論から

かんたんに言うと、都合が悪いことに対応する姿を見れば、その人が本当はどんな性格なのか。どんな価値観の人間なのか。その一端が伺える。

例えば、普段鷹揚でニコニコしているような人でも、忙しくて慌ただしいときは別人のように暴言を吐いたり、周囲を萎縮させるような言動を取っているとする。

それは前者ではなく、後者がその人の真実の姿である。

人は普段、人から悪い自分を見せまいと仮面をつけている。その仮面をその人の本当の性格なのだと考えると痛い目に遭う。

だから注目すべきは、普段のその人の姿ではない。何かミスが起こったとき。いろいろ慌ただしくて余裕がないとき。

そういうとき、その人がどんな反応をしているか。どんな性格になっているか。ぜひ注目して欲しい。

「本性」を見抜くおすすめのポイント

とくに、もしあなたが将来を考えるパートナーがいるとすれば、ぜひ、次の2つのシチュエーションのときは、両目を開いて相手をチェックして欲しい。

・車を運転しているとき。とくに渋滞にあったときや道に迷ってしまったとき。

・外食に行ってウェイターがミスをしたときのパートナーの態度。

そうすれば結婚前にパートナーの人間性を察することができる。それさえ分かれば選択ミスは避けられる。将来、絶対に後悔はしない。ぜひ参考にして欲しい。

特に女性の方には、運転中にキレたり他の車に暴言を吐いたりする男性と深い関係になるのは、やめておくことを強くおすすめしたい。

最後に

人の本性は問題が起こったときに分かる。普段ニコニコしている人でも、穏やかな姿をその人の本性だと信じてしまうところに悲劇が起こる。

表面的な言動にだまされず、いざというときその人がどんな行動をするのか。問題が起こったときその人の人間性に変化がないか。冷静に観察することで、人を見る目が磨かれていく。

本性とは普段隠されているからこそ本性と呼ぶ。真実は問題が起こったとき、ハッキリするのである。

「この人は信じられる?本当の素顔は?」

と思ったときはぜひ、この話を思い出してみてほしい。

出典

『戦国武将名言録』(PHP文庫、2006年)

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