世の中で絶対に分かり合えない人の口癖

あなたは私に意見するのですか?

正義は我にあり、だ。

ツェザール

世の中には何がどうなろうと、天地がひっくり返ろうと、自分のことが100%、完全無欠に正しいと信じている人たちがいる。

彼らは自分たちがこそが絶対的な正義であり、自分たちに反する考え方、反する行動をする者は「悪」以外の何者でもない。

彼らはほんの少しでも、「もしかしたら自分が間違っているのかもしれない」という可能性すら、考えることはない。

そう、彼らはいつも、「正しいのは自分だ」と確信している。

だから何があろうと自分は絶対に悪くない。間違えるはずがない。悪いのは自分ではない。それを自らの言動で思う存分発揮する。

もしあなたがこのような人たちと論議したり意見を交わす機会があれば、あなたは決して、何彼らを説得しようとしてはならない。

ましてや、「あなたの考え方は間違っていますよ」と指摘してもいけない。

そうすればあなたは即刻、彼らの信念に違反する「悪」として魔女裁判にかけられるが如く、問答無用かつ理不尽に、「悪」として断罪される羽目になるだろう。

誠心誠意、彼らに対応しようとしたあなたは、泡を食らったような気になると思うが、これもまた、一つの現実である。

つまり、「自分は絶対正しい」と頭が凝り固まっている人に何を言っても時間のムダである。「この人は話が通じないな」と確信した段階で、必要な距離を置くことが最善である。

そう、世の中には分かり合えない人がいる。そして、あなたが何を言おうと、どれだけ誠意を尽くそうとも、決してあなたの声が届かない人がいる。

まぁつまるところ、そういう話だ。

出典

『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』(スクウェア・エニックス、2016年)