マウンティング・パーソンが誰かをディスらずにはいられない理由

私はあなたよりもかわいいです

人生に勝ち負けなんてあるわけねぇべ。

福本哲夫

世の中にはいろんな人間がいる。

いい人もいれば悪い人もいる。付き合う価値がある人がいれば、同じ空気を吸うのも避けた方がいい人もいる。

特に注意したいのは、マウンティング・パーソンだ。

これは男女、性別を問わない。常に「自分の方が上である」と誇示しようとしてくる人。自分上げ&他人下げをしてくる人。

彼らと同じ空気を吸っていると、「自分はここがダメである」と勘違いするように誘導尋問されてしまうので、胸がもやっとするような、不快な気持ちにさせられる。

彼らに対しては、完全にイエス・パーソンになることで対処するという方法もあるが、彼らの自分下げに付き合うことにメリットは一つもない。

彼らが必要としているのは常に、「私は価値がある人間だ」と思わせてくれる人間である。

なぜならマウンティング・パーソンは自分に自信がない。本質的には「自分は自分でいい」という、自分への根本的な信頼感が欠如している。

だからこそ、他人を否定しなければいけない。他人を否定すれば、「自分は上だ。大丈夫だ」と安心できると信じている。

この理由を知っていれば、なぜ彼らが執拗にマウンティングを繰り返すのが理解できる。そして、世の中には、本当に悲しい人達が存在しているという事実を実感できる。

あなたは彼らに付き合って上げることもできる。しかし、度が過ぎたマウンティングは正さなければならない。

「マウンティングは不愉快ですよ」ということを適切にお伝えし、責任を取ってもらうのが一番だろう。

あなたが彼らの愚行に付き合う必要は一切ないのだから。

出典

『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?』(松竹、2004年)