なぜ人間関係が幸せや不幸に直結するのか?

仲良しグループ

「人は孤島ではない」と昔の人は言った。

人は人の関係の中で生きていく。

だからこそ人はどこかで、きっとつながっている。

人間関係と幸せ

日々の生活の中、私たちは様々な人と関わっている。親や兄弟、友達、職場(学校)で関わる人など。

コンビニやスーパーで買い物をするときはもちろん、ネットショッピングをするときでさえ、人とつながっている。

朝起きれば家族におはようとあいさつ。気持ちよく家を出ます。職場へ行けば、あなたのことを認識して声をかけてくれる人がいる。

昼時。昼食に食べにお気に入りの店へ。店主とは顔なじみで、気持よく「いらっしゃい!」と声をかけてくれる。

美味しい食事を食べたら、再び仕事へ。夜7時。周りの同僚にあいさつをして、気持よく職場を後にする。

家に帰ると、家族が「お帰り、お疲れ様」と声をかけてくれる。こうして気持よく1日が終わる。

このように、普段関わる人といい関係が持てて、気持ちのよい人間関係が築けている人は、それだけで幸せな人生を送ることができる。

しかし果たして、そのような恵まれた人間関係を持てている人が、どれくらいいるのだろうか。

現実世界では、人との関わり方は、難しい問題が多いようだ。

人間関係は悩みのもと

今の世の中、いかに人間関係の悩みが多いことか。

グーグルで人間関係と検索すると、

「人間関係 疲れた」

「人間関係 上手くいかない」

「人間関係 ストレス」

など、関連候補にネガティブワードが満載。

それだけ、現代人は人との関わり方に悩みを抱えているのかもしれない。

友人関係のトラブル。親との問題。職場でのイジメやパワハラ。根っこにあるのは全て人間関係だ。

朝起きたときから夜寝るときまで、人は何らかのカタチで人と関わりを持っている

職場では派閥争いや上司・部下・取引先との関係。家庭では妻(夫)・子供・親戚との関係。人と上手くいかない。人によってイヤな思いをさせられる。

人間関係の悩みは誰もが経験することかもしれないが、誰とも顔合わさない生活をしない限り、人との関係によって様々な影響を受けてしまうものだ。

関連記事:人間関係の原則は距離感。人付き合いはホドホドが安心な理由

ある社会人の1日

もし、日常の人間関係がギスギスなら、1日はそれだけでハードになる。

例えば、ある人のこんな1日。

朝満員電車。ぎゅうぎゅう詰めの車内、となりの人があなたの足をふんでくる。にも関わらず、知らんぷり。イライラしたまま駅の改札口を通り、職場へ。

会社へついたらついたで、社内の人間関係に気を遣う。うかつなことを言おうものなら、即悪いウワサとなり社内に居づらくなる・・・。

本音で話せる同僚はおらず、気が抜けない。普段は隣の席の同僚とさえ、直接会話をせず、メールでのコミュニケーションが中心。

そのくせ社内政治だけはバリバリに行われていて、ネチネチした権謀術数が盛ん。仕事中は人のなかにいながら、果てしない寂しさとストレスを感じる。

昼休憩になり、昼食を買いにコンビニへ。ところが店員が無愛想で、目もあわせず、無言で会計。

会社へ戻っても、周りの人は、みんな一人で黙々と食事をしている。夜、仕事が終わると、一人誰もいない部屋へ。テレビをつけ、一人で買ってきたご飯を黙々と食べる。

これは筆者が友人(IT関連の仕事)から聞いた話だ。

職業人として、一応常識的な対応で周りと付き合うものの、本音を言えば足を引っ張られ、周囲からはうわさ話や陰口ばかり。

「とてもストレスがたまる」と言っていた。

人間関係がいいところ、悪いところ

筆者も一度、人間関係の問題で仕事を辞めた経験がある。

大学を出たばかりの若造で、臨時職員(派遣社員のような立場)という立場だったが、そこのお局さんキャラに嫌われてしまい、ボロクソに言われてしまった。

仕事で1日長い時間を過ごさなければいけない職場の人間関係が終わっていると、本当にきついもの。仕事が終わった後もゆううつで、口数は減り、疲労感が体にのしかかる。

日曜の夜は特に最低の気分に。

「明日仕事に行きたくない・・・」

日曜の夕方になると、こんな気持ちになったものだった。

また、こういう体験もした。

10代の頃、飲食店でアルバイトをしていたときのこと。そこでの人間関係が本当に素晴らしいところだった。

先輩の主婦の人や正社員のおじさん、みんな和気あいあいとしていて、楽しく働けた。

1日立ちっぱなしで仕事をしたが、一緒に過ごす人の関係がよかったので、疲労は気にならなかった。

そこでの労働体験は、筆者のなかでとても幸せな思い出となっている。職場へ行くにも苦にならないし、仕事が終わったあとも、イヤな感じが残らなかった。

関連記事:人間関係で不幸にならないために大切なのは「誰と付き合うか」ではなく「誰と付き合ってはいけないか」を知ること

人との関わり方

このような自分の経験を考えてみると、人間関係がもたらす影響は、本当に大きいものだと思う。

もしも、仮に毎日接する人がイヤな人ばかり、トラブルばかりだったら?

反対に、毎日接する人と上手く関わりが持てたら?

1日の幸福度は、ガラリと変わってしまうのは間違いない。

生きていれば、様々な人間関係を持つことになる。そのなかには、いいものも悪いものもある。

幸せな気持ちになる関係や、争いやトラブル、たくさんの人と関係を持てば持つほどさまざまな経験をすることになる

「多くの人とか変われば、それだけ人間関係が豊かになる」と言えないのが人間関係の難しいところ。人間関係が多ければ多いほど、問題もやってくる。

だからこそ、大切なのは自分の距離感を大切にした人との関わり方ではないだろうか。

人と関わりは必要だけれど、答えは1つではない。

・たくさんの人と顔と付き合うような浅く広い人間関係

・少数精鋭の親友を持つ狭く深い人間関係

・普段社会人として最低限の人間関係は持つが、私生活は誰にも干渉させない

このように、人との関わり方は様々。

自分にとって最善の方法で、人様と上手くやっていければいければ、それでいいのである。

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