関わる必要がない人とは無理に関わる必要はない理由

シェイクハンズ

世の中には本当にいろんな人がいる。

なかには、常識が全く通じない人もたくさんいて、自分の正義や常識を押し付けようとすると血圧が上がり、精神衛生上とてもよろしくない。

例えば、あなたが家族連れで引っ越しをしたとする。

一般的には、隣近所に「引っ越してきました○○です。宜しくお願いします」と挨拶をする。大抵は「こちらこそ宜しく」と常識的に挨拶が完了するが、なかには居留守を使って出てこない人もいる。

それで挨拶できないので、粗品と手紙をドアノブに添えておくが、ここで常識がある人なら後日きちんと手紙やら訪問やら反応がある。しかし、全く反応がない人もいる。

このときは寂しい気持ちもするが、「世の中にはいろんな人がいる」という現実を改めて思い起こすようにしたい。

なぜ住み分けが必要なのか?

考え方も常識も違う。

現実的にそのような人とは決して折り合うことはできない。なぜなら基本的な行動原理が違うがゆえに、必ず利害が対立することになるからである。

であるならば、そこでできることは極めてシンプルである。すなわち「住み分け」をすることである。

無理に相手を理解する必要もない。無理に相手と関わろうとする必要もない。必要な距離を取って無理に関わっていく必要はない。

その努力は実際的な効果が期待できないだけでなく、折り合おうとすればするほど、あなたの方がが妥協を強いられるからである。

この意味で必要なのは適切な距離である。「分かり合えないから距離を置く」というと冷たい感じがするが、実害を被らないための最も確実な選択である。

人は決して変えられない

どんなときも忘れてはいけないのは、人は人。それぞれ「正義」を持っているということである。

「盗人にも三分の理 」で、「あなたは絶対的におかしいです!」という人でさえ、自分が完全に悪いとは、少しも思っていないのが現実である。

そのため、一番してはいけないのが「私の正義はこうなのに、なぜあいつはこうなんだ!」と自分の正義を相手に押し付けることである。

繰り返すが、どんな人も皆、自分が正しいと信じている。

もし人が変わるときがあるとすれば、それは自分自身で変わろうと決めたときである。それ以外、人からの強制に人が変わることはない。

そのため、「あの人にこうなって欲しい」「こうあるべきなんだ」など、相手を変えようとする試みは時間の無駄である。

だからこそ「この人は分かり合えない」と思ったら。必要なのは相手を説得することではなく、「住み分け」が必要なのである。

全ての人と共生できれば世の中は

やはり自分の周りには、自分と同じ価値観と常識を共有できる人々が周りにいれば住みやすい。相手のことも理解しやすいし、問題も起こりにくい。

しかしもしここに、全く別の価値観と常識を持った人が入ってきたらどうなるか?まず100%の確率で、問題が勃発する。

ある特定の思想を持った人は住み分けを批判して、融和とか共生とか、耳障りの良い言葉を吐くが、現実はそう甘くはない。

最低限のルールを守ってくれる人であるならば融和と共生も可能かもしれないが、現実的にそれができないからこそ、様々な問題が勃発する。

だからこそ、世の中は難しいし、決して争いがなくなることはないのが現実である。

それを避けるためには、住み分けが必要だ。すなわち、関わる必要がない人とは無理に関わろうとしない。もちろん、理解しようとすることもできる。

しかし、相手が「自分が正しい!だからあなたもこうすべきです」と信じる正義マンだった場合は、それは不可能な話である。

最後に

人間関係で失敗しないために大切なのは、常に現実的に考えることである。

相手に対して一切希望を持たない。分かり合えると思わない。むしろ、異世界の存在だと思っていた方が、最終的に失望せずにすむ。

しかし幸い、世の中には極稀に分かり合える人がいる。そういう人こそ、本当に大切にすべき人である。それはまさに僥倖であり例外である。

一般的には、関わる必要がない人とは無理に関わる必要はない。最低限関わる必要がある人とは、必要な距離感を保って、最低限の付き合いをすればいい。

世の中には本当にいろんな人がいる。だからこそ、人付き合いには根本となる考え方が必要だ。すなわち、逆ネガティブな視点が役に立つ。

すなわち、人に期待しないし人とは分かり合えない。

その前提で物事を考えることによって人間関係で血圧を上げることも少なくなる。そして、人生で稀にある素晴らしい人たちとの出会いに感謝できる。

人間関係はいろいろ面倒だが、自分なりの考え方を持っておくと、人間関係も多少は楽になる。一つの考え方として、参考にしてほしい。

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