お金のきれいな話は「ウソ」と思う方が安全である。

お金をにぎる女性

世の中は本音と建前。きれいな話とほんとうの話がある。

みんながそう言っているので、表面上は「そうですね」と同意しておくのが大人として賢いが、それを本当に信じて正しいと思えば損をする。

大切なのは自分の頭で考えることである。あなたがそれを「ほんとうかなぁ?」と思ったら、ぜひその感覚を大切にしてほしい。

はじめに

お金に関して流布されている有名なきれいな話の一つが「世のため人のためになることをしていれば、お金は後からついてくる」である。

例えば、いわゆる社会的に成功した人の本を読むと、「大切なのはお金ではありません。世の中の役に立つことです。そして、心の成長なのです」というような話を頻繁に耳にする。

これは個人的には本当にそうあって欲しいと思うし、そうあることが正しいことだと考えている。

ところがあなたは不思議に思わないだろうか?

ほんとうに世のため人のためになることをすればお金が儲かるのか?良いことをしていれば、経済的に豊かになれるのか?

良い話でも鵜呑みにせず、自分の頭で考えることが大切である。

世のためになっているのに豊かにならない人々

実際、世の中で起こっている現実としては、「利権」という言葉があるように、卑怯な手段で人々の生き血を吸い、お金を儲けている人々がいる。

彼らの存在が善なのか?ごく一部の人にとっては美味しい思いをさせてくれる存在である。しかし、多くの人々にとっては言うまでもないだろう。

一方で、高齢者の暮らしをサポートをする介護従事者や、未来の世代をサポートする保育士がどのような待遇を受けているか?

2020年のウィルスの「戦場」の最前線に立ち、多くの人々の命を救った医療従事者たちの報酬がどうなったか?

「起こっている現実」を調べれば今すぐ、理想と現実は全く異なるものであることを、理解することができる。

つまり、あなたが世のため人のためになることをしたところで、それがあなたの経済的な繁栄を保証してくれる話ではないのである。

なぜなら、お金が儲かるか儲からないか。それは仕組みの問題だからである。善だとか悪だとか、そういう話ではない。

きれいなウソとほんとうの現実

ただし繰り返すが、きれいな話はわざわざ「それは違うんです!」と声高に否定する必要はない。それをすればただ嫌なヤツになったり、ひねくれた「逆張りマン」扱いされて、良い思いをすることはできない。

ここで言いたいのは、理想と現実は別、という事実である。

好きなことをして人の役に立てば幸せになりお金が儲かるか?信じることは自由だが、信じるだけでは裏切られることになるだろう。

好きなことをしてお金を稼ぐにしろ、それがお金になる仕組みが必要である。好き=幸せ=豊かという、ストレートすぎる発想はそうなれば最高だが、現実はそうではない。

お金は仕組みである。お金が流れてくる仕組みがあるかないかである。そこに、良いとか悪いとか、そういうことは関係がないということは、密かに知っておく価値がある。

綺麗事は現実とは違う。だから綺麗事なのである。

まとめ

きれいな話が真実であればそれは素晴らしいことである。しかし現実がそうなってはいない以上、現実は現実で、正しい認識を持つことが大切である。

「世のため人のため良いことをすればお金が儲かり幸せになれる」

この言葉はあなたが「自分の人生を自力でなんとかしたい!」と思ったときによく耳にする言葉だと思うが、自分の頭で考えることを放棄してはいけない。

何が本当で何がウソなのか?実際の事例を調べて現実にはどうなっているのか?お金が儲かっているビジネスは善なのか?実際の現実をもとに、考えることが大切である。

綺麗事を口にしてもいいが、「本当にそうだ」と思ってはいけない。

最後に

本音と建前。世の中は二面性で溢れている。

そこで覚えておきたいのは、耳心地が良い言葉ほど実は危険で、逆に耳心地が悪い言葉ほど、傾聴に値するという傾向である。

ネガティブな話は人前ですべきではないし、それをしていれば「要注意人物」として多くの人から距離を置かれるだろう。だから人前でわざわざ本音を語る必要はない。

ただ本音はこっそり胸の内に秘めておけばいい。大切なのは自分の頭で考えることである。きれいな話は基本的に疑っていい。特に、お金が絡む話ならば。

最後に、この言葉を引用して終わる。

地獄への道は善意で舗装されている。

マキャベリ

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