この言葉さえ知っておけば、もう詐欺師には騙されない

Yeah!

おいしい話を持ちかける人は、100%詐欺師である。

千田琢哉(作家)

ある日スマホに突然電話がかかってくる。

「何の電話か」と話を聞くと、どうやら「絶対に儲かる投資の話」のようだ。マンションを買って投資をする。そうすれば絶対に儲かるらしい。

「そうか、絶対に儲かるのか。ん?ではなんで、あんたはやらないんだ?わざわざ電話で勧誘してくるんだ?そもそもどうやって俺の電話番号を知ったんだ?」

こう考えられる人は詐欺に引っかからない。

儲かる話は「誰が」儲かるのか?

冷静に考えれば分かることだが、本当においしい話があれば、人はそれを絶対に秘密にしたい。自分だけおいしい思いをしたい。そういうものだ。

ではなぜわざわざおいしい話を持ちかけてくるのか?それは誰かを騙して自分だけおいしい思いをしたいからだ。

冷静に考えてみると、一体どこの誰が、「絶対に儲かる話」をわざわざ教えてくれるのだろう?普通に考えれば、ぜったいに儲かる話は、自分でこっそり実行して、誰にも知られないようにしようと考えると思わないだろうか?

ではなぜ、そして何のために、儲かる話を教えるのか?

詐欺師にだまされる人

騙されるカモがいるから詐欺師は儲かる。そして騙される人はいつも、相手の話を鵜呑みにしてしまう人である。

何でもかんでも人の話を疑う人は、嫌なヤツのように思えるかもしれないが、世の中はむしろ最初から疑う方がちょうどいい。

別にそれを態度で示す必要はない。「言っていること」と「思っていること」が違うくらいが、ちょうどいい。特に、「人から入ってくる話」は、疑う姿勢はあえて見せず、心の中でしっかり疑うくらいがちょうどいい。

なぜ?「得をする話」をわざわざ他の人に教える人はいないからである。

最後に

結局、詐欺師に騙されないためにはどうすればいいか?

おいしい話を持ちかけてくる人は全員詐欺師だと考えればいい。そうすれば絶対に騙されない。シンプルな話である。

「○○すれば儲かる!」とわざわざあなたにささやいてくる人物から距離をおけば、人生における「だまされるリスク」を一つ、減らすことができるだろう。

出典

『「お金」の法則 – 「貯まらない」「殖やせない」にはワケがある』(廣済堂出版、2017年)