お金を人に貸さない、どんな人でも

お金を渡す

一度お金を貸した相手は、一生借りに来る。

中谷彰宏(作家)

友人や恋人、その人の本質が見れるのがお金の貸し借りだ。

お金を借りに来る人はたいていお金にだらしない。もともと、お金を借りるのではなく、もらうつもり、早い話、たかる気分でお金の話をしてくる。

だから、一度でもお金を貸すと、また何度も「お金を貸してくれ」とストーキングされるハメになる。そして、貸したお金は、決して返ってこない。

貸したお金は究極的の死に金になるし、お金を借りた本人も、ますますろくな人間にならない

だから、お金を貸すのはお金をドブに捨てるようなもの。たとえ相手が長年の友人であれ、夢中になっている人であれ、絶対にやめた方がいい。

あなたがいくら相手を心配してお金を貸したとしても、悲しいかな、仏心など伝わらないのだ。せいぜい、体の良い金づるとしか思われていないだろう。

だから、長年の友、恋人(惚れている人含む)、親しい誰かから、「お金を貸して欲しい」と言われたときは、「さよなら」を覚悟するタイミング。

断ってもお金の貸し借りを強要してくるなら、それは「金の切れ目が縁の切れ目」でいい。お金を貸したとしても、ろくなことにならないのだから。

出典

『お金で苦労する人しない人』(三笠書房、2001年)