お金は「いくら」稼ぐかだけでなく「どのように」稼ぐかが重要な話

稼ぐ

お金を必要である。生きていくために、必要である。

だからあなたが不幸な人生を目指さない限り、金銭欲を否定してはいけない。あなたがお金を否定すれば、あなたはお金から否定されるから。

ただし問題は「どうやって」お金を稼ぐか、ということである。早い話、楽しく稼ぐか、無理して我慢して稼ぐか。稼ぐ金額は大切だが、稼ぎ方はもっと大切である。

そもそもお金を稼ぐ意味とは

お金は生きていく上で必要なものである。

お金を軽視すれば人生の理想を語ることができたとしても、いつまでもその言葉は空虚な理想主義者のポエムで終わる。そして現実の生活は惨めなものになるだけである。

それなら「ともかくお金を稼げばいいのか?」というとそういう話でもない。

なぜならお金持ち=幸せというようなシンプルな図式が成り立つほど、世の中は単純にはできていないからである。早い話、お金をたくさん稼ぐことが幸せとイコールでつながるとは限らない

それはあなたがお金持ちでなくても、必要な知性があればすぐにそのことが理解できるだろう。

例えばあなたが汚い方法や人を傷つけ犠牲にしてお金を稼ぐことを想像してみるといい。

あなたは表面的に「俺はすごいぞ!」といばるかもしれないが、あなたの心の奥底では「自分は人として最低である」という事実を知っている。

だから、不必要な消費をすることによって、自分をごまかし続ける人生を送ることになる。世の中で言う「不幸なお金持ち」はその典型である。

不幸な稼ぎ方をした代償を支払うことによって、お金がない人よりも不幸で惨めな暮らしをしているのである。

「幸せなお金持ち」という理想的な生き方

一方で、世の中には絶対数は少ないが、経済的に恵まれるだけでなく、精神的にも幸せないお金持ちがいることは事実である。

自分が好きなこと。本当にやりたいことを仕事にしてお金を稼ぎ、結果、お金が儲かるだけでなく、関わる人達全てをハッピーにして感謝される。

その結果、お金は喜びや感謝の表現となり、受け取る本人をますます豊かにしていく。

その人達はその経済力を人前で見せびらかすことはしない。見た目は驚くほど質素で地味である。しかしその姿からはまさに、幸せオーラがにじみでている。人相も信じられないくらい良い。

それは、不幸な形でお金を稼いでいる人とは全く違うものである。だからこそその存在は私達に重要な事実を教えてくれる。

お金はただ稼げばいいという話ではなく、どのようにお金を稼ぐのかという稼ぎ方の問題であることを。

お金を稼いでも不幸になってしまう理由

繰り返すが、この世の中を生きていくためにお金を軽視することは非現実的である。だからこそお金を稼ぐことはとても尊く、価値のある行為である。

ただ、本当に大切なのは稼いだ金額だけでなく、「どうやってお金を稼いだか」という方法論である。

人の人生を食い物にして「お客のクビをつらせて一人前」と言われるような仕事で大金を稼いでも、まともな感性がある人間なら、稼いだお金に罪悪感を感じることだろう。

愛を条件に人を支配し、貢がせて手に入れたお金も、自分のチカラで手に入れたお金ではないので、常に心の奥に、劣等感を抱えることになるだろう。

社会で出世し権力を手に入れて、国民を犠牲に私財を不正蓄財したところで、本人に不幸が訪れなかったとしても、その子孫に影響が出るだろう。

だからこそ大切なのは「どうやって」そのお金を手に入れたのか?方法が重要である。

だから守銭奴は幸せになれない

難しい話はなにもない。物事はとてもシンプルである。

想像してみるといい。あなたが人として不適切な形で稼いだ100万円を稼いだとき。汗水たらして働いて誰かに感謝されて20万円のお金を稼いだとき。

どちらがあなたは幸せな気持ちになれるだろう?ここでまともな想像力を発揮できるあなたなら大丈夫である。

お金の問題は人生において本質的な事柄でありつつも、一歩お金との関係を間違えてしまえば。いくらそれを手に入れたところで、待っているのはただただ暗く、不幸で、何をしても満たされない人生が待っているだけである。

あなたが自分1stで自分の利益を最優先し、お金だけを追い求める守銭奴の人生を送った結果あなたが感じられる世界に幸せはない。「世の中は弱肉強食である」という闘争感情や不毛、満たされない苦しさ。ネガティブだけである。

それは豊かさ意識とはほど遠いものである。

だから仕事は選んでいい

お金の稼ぎ方について考えるべきは特別な人だけではない。ごく普通の仕事をしている人でも、真剣に考える価値がある仕事である。

例えばあなたは、毎日何らかの仕事をしてお金を稼いでいるはずである。そこであなたはお金についてどのように考えているだろうか?

あなたはお金を「我慢料」と思っているだろうか?それとも、自分の労働の「対価」と思っているだろうか?いずれの形であれ大切なのは、あなたがお金を稼ぐために不幸な気持ちを味わっていないか?ということである。

「こんな日々はイヤだ。なぜ毎日つらいことばかり我慢しなければいけないのだろう」と思って仕事をし、お金を稼いでいるのであれば、あなたは別の選択肢があることに気づく必要があるかもしれない。

そして世の中には毎日楽しく仕事をして(「仕事をしている」という意識すらない人もいる!)お金を稼ぎ、その生活を成り立たせている人もいる。

お金を稼ぐことは生きていくためのMustである。ただし「その方法で」お金を稼ぎ続けなければいけないということではないのである。

結果だけでなく過程も意識する

お金を稼いでも、苦しく、不幸な気持ちにならないためにはどうすればいいか。大切になのは稼ぐ金額だけでなくお金を稼ぐ過程を大切にすることである。

仕事でお金を稼ぐにも、良い気分で働ける仕事、充足感を感じて働ける仕事を選ぶこと。すると、楽しく働き、お金を稼ぐことが現実的に可能である。

他人を傷つけ不幸にしたり、強い我慢を強いられる仕事でお金を稼ぐ場合、ストレスや病気によって、お金から得られる満足感は、薄くなってしまうかもしれない。最悪、人として想像もできない苦しみを味わう可能性もある。

いずれにせよ、大切なのは、お金を稼いで、よりよく、より充実して人生を生きることだ。お金はそのために必要なもの。お金が幸せにつながる稼ぎ方を意識することが大切である。

もし今すぐそこから抜け出せないなら。今から抜け出す方法を考え始めることくらいはできる。そこがスタートである。

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