金の切れ目が縁の切れ目。
まともな人間関係を維持するためには最低限のお金が必要だ。これは綺麗事でもなんでもなく世の中の実際的な話である。だからお金は絶対に大切である。
しかし世の中には、お金にしか興味を示さない人もいる。お金のためなら何でもする人がいる。いわゆるお金目当てと呼ばれる人種がそれである。
問題はこういう場合
別にお金にこだわる生き方をする人がいてもそれはそれで一つの生き方である。実際お金は大切だし、お金を馬鹿にする人はいつかお金で不幸になる。
が、問題はお金で他人を傷つける人々である。
お金目当ての人種は男女問わず存在するが、こと人間関係においては、特に恋愛関係においてお金目当ての人間に引っかかると致命的なダメージを食らう。
男性にとってはたかり屋の女性や「私はあなたのことが・・・」と思わせぶりな色恋営業をかけてくる夜の女性。女性にとってはいわゆるヒモや結婚詐欺師。
彼らは「私はあなたが好き」というフリをして、こっそりお金を吸い取ってくる。お金目当ての人種は誠実で純粋な人にとって、とても厄介な存在である。
お金目当ての人種は極力距離を起き、同じ空間を共有しないようにするのが安心だ。彼らとはまとな人間的付き合いができない。
彼らの現実は金の切れ目が縁の切れ目。お金目当ての人種は、奪うものを奪ったら、秒速であなたの元から姿を消すだろう。だから最初から関わらないのが一番である。
原則はこの一つ
ではどうやってお金目当ての人種を見分けることができるのか?
その原則はただ一つだけ。誰でもかんたんにその関係の真贋を判別するポイントがある。すなわち「お金を使わなくても関係が続くかどうか?」ということである。
例えば、信頼できる恋人や、本当に親しい友人のことを想像してみれば分かりやすい。
愛し合っているカップルは、互いに何かを要求し過ぎることはない。最初は男が多少お金を払うが、次第にお金の使い方も、付き合うために最低限必要な金額に収束していく。
深い関係がある友人は、相手が年収いくらだろうが、貯金がいくらだろうが関係ない。気にもしない。ただその関係は続いていく。
このように、お金があってもなくても関係が続くこと。これこそが真に信頼できる人間関係の証である。逆に言えば、お金を使わないと関係が続かない相手はあまり信用ならない。
これが待っているお約束
相手が何かと理由をつけてあなたにお金を使わせようとしてきたり、あなたの収入、貯金を気にするような発言があれば、それはお金目当てと疑った方が安心である。
そして、会うたびに何かプレゼントを要求される。おごりを要求される。当然のようにあなたがお金を使うことを要求する相手は、ほぼ黒である。
なぜかというと、相手はあなたといるのが楽しいからあなたと一緒にいるわけではない。単刀直入に言うと、相手はあなたにとって利用価値があるだけの存在なのである。
だから相手があなたのためにお金を使おうとしないのに、やたらとあなたに負担を強いるだけの場合はもうその人の本心は明確である。早急に見切りをつけた方がいいだろう。
最終的にはお金や時間、あなたが持っている大切な資産を食い荒らされて、最後には何も残らないだろうから。
最後に
「大切な人には余計な負担をかけたくない!」
それがまともな人の心理である。
あなたの負担関係なく、やたら要求ばかりしてくる人、お金を使うことを求めてくる人が気になるのは、あなたという人間ではなくあなたが持っているお金である。
もちろん、人間関係を維持するためにお金は必要だ。全くお金を使わず人間関係を維持しようとするのはただの守銭奴である。
しかし、世の中にはお金目当ての人間がいる。いかに自分のお金を使わず、相手にお金を使わせるか。そんな人種が存在するのも確かである。
特に、そんな人種を人生のパートナーに選んでしまったらそれは悲劇としか言いようがない。奪われるだけ奪われて、最後には全てを失う。あなたには何も残らないだろう。
ということで、お金目当ての人間はよくよく用心した方がいい。
お金目当てかそうでないか、それは結局、お金を使わなくても関係を維持できるかどうか、その一点で明白になる。
本当に大切な関係ならお金を媒介にしなくても、自然と関係が続く。でも会うたびにお金がかかるような関係なら?最善の選択できるよう、検討を祈る!