未来が見えない恋愛はさっさと諦めたほうがいい。それができないと「情」に縛られ未来が曇る

熱愛カップル

好きな人ができた。

そんなとき、恋愛の世界は比較的シンプルに白黒がハッキリすることもあるが、なかにはなかなか答えが出ず、長い間苦しい思いをするハメになる恋愛もある。

例えば片思いや、好きな気持ちがあるけれど、どうしても一緒になれない事情がある相手との恋愛がそれである。

だから通常、「この人は脈がない」「一緒になれない」「一緒になっても自分が望む未来はない」と直感した段階で、その関係はスパッと切ってしまうのが一番だ。

というのは、それができないと、望む未来が得られぬまま、ただズルズルズルズルと、苦しい思いをするハメになるからである。

だから恋愛で最も大切なのは引き際なのだが、それは言うは易く行うは難し。恋愛は感情が絡むため、それがとても難しい。

私も恥ずかしながら、人生で一度、引き際を誤り泥沼に落ちる恋愛をした。この記事では、その体験を率直にあなたにお伝えしたい。

自戒のため、そしてかつての私と同じように、引くに引けない恋愛にハマってしまい泥沼で苦しい思いをしているあなたに、何らかの気づきとなれば幸いである。

出会いは「意外」なときに突然やって来る

それは大雪が降った冬の日のこと。私はとあるご縁から、一人の女性と知り合った。

当時私は「真剣」な恋愛は全く考えておらず、責任を背負わない自由な暮らしを満喫していた。ところがその女性と出会った刹那、まるで雷が落ちたように強烈に恋をしてしまった。

気がつけば中学生のときのように、なぜか常にその女性のことを考えている。食べるものも口に入らない。そんな状態になってしまった。そして人生で初めて、ある言葉が頭によぎった。

もともと私は学生時代に付き合った女性との経験以来、恋愛にドライな価値観を持っていたことに加え、20代の私には人生の修行時代が到来。試行錯誤の連続で恋愛どころではなかった。

そして30代になってから人生が上向き始め、ようやく自分の人生に確固たる自信を持てるようになった。

人生が上手く行き出せば交際関係も自然と広がっていく。私にとってはちょうどそんな時期だったので、責任を負わない気ままな日々を楽しんでいた。

なのでその女性との出会いはまさに青天の霹靂。自分があんなにも燃え上がるほど恋をしてしまうとは、全くの「想定外」であった。

好きだけど言うべきことを言えない理由

女性と出会って以来、私の生活は完全に変わった。

日が経つにつれ、ますます私は女性に夢中になっていくのだが、どうしても男としての勇気ある決断を下すことができなかった。なぜなら、私にとって女性が抱えるリアリティが「重すぎた」からである。

具体的には書かないが、女性は恋愛を優先できない現実的な理由があったのである。その詳細を知ったときは本当に愕然とした。そのため、どうしても覚悟を決めて前に進んでいく勇気を持てなかった。

というのは「誠実」な態度で前へ進んでいくということは、女性が抱える諸事情に関する責任を引き受けることを意味しているからである。

そんなわけで前へ進むこともできず、様々な出来事から恋愛感情が醒め冷静な気持ちになってもなお、ダラダラと情を断ち切れずに女性に会い続け、なんともモヤモヤした複雑な時間を過ごすハメになった。

もちろんそれは自分だけでなく相手のためにもならないことは分かっていた。だから最後にできる限りの誠意を尽くし明確なけじめをつけたことは、率直な態度だったと思う。

望まない未来が見えた時点で

「恋は盲目」というが、これは本当に至言で、どんなに好きな相手も、何年も会っていれば、そのアラや人間性の不一致が露呈する。

場合によっては、「この子は好きだったけど、明らかに真剣に付き合っていく相手として覚悟を決めることができない」ということが分かる場合もある。

問題はそのとき、いかに情をすっぱり切れるかだと思う。

私のように、心を決めずダラダラと会い続けていれば情が湧く。そうなるとそこで切るに切れない、本当に進退窮まる状態にまで追い込まれてしまう。「事故」が起こって、未来が強制的に決定される場合もあるからである。

それはともかく、好きなのか、それともただの情なのか。それが分からなくなってくる。そして、答えを出せぬまま結論を先送りして、ただ時間だけが過ぎていく。

ただ唯一分かっていることは、自分が間違ったことをしていること。そして、そのまま進んだとしても自分が望むものは何もない。いいことは何もない。

本当にこういう恋愛は苦しい。しかしなかなか、やめられない。答えがない、もしくは自分が欲していない答えを手に入れようとしてもがいても、前へ進むことができない。不毛な恋愛とはそういうものだ。

それは決してあなたを幸せにすることはない。時間が経てば経つほど、確実にあなたを不幸にする。最後には人を好きになるという、純粋な気持ちにさえ疑問を感じるようになる。

答えは早めに出した方がいい。そうしないと

だからこそ、関係を切るべきときはスッパリと切ってしまった方がいい。それは早ければ早いに越したことはない。

そうしないと情にほだされて引き際を誤り、人生の貴重な時間だけでなく、労力、精神性、様々なものを失うハメになる。

自分がしていることは間違っている。責任を負えない以上、進むのはやめた方がいいことが分かっている。そんなときこそ引く勇気を発揮するときだ。それができないと引き際を見失い、どんどん状況が悪くなっていく。

少なくとも、自分が期待する未来は待っていない。最後には、ただ「やめておけばよかった」と後悔が残るだけである。

私にとって女性との関係は本当に長く、そして苦しいものであった。そんな経験は、それまでの人生で経験をしたことがなかった。

ただひとつ学んだのは、「未来を決断できない恋愛は潔く身を引くのが正解」ということだけだ。そのことは、この記事を読んでいるあなたに強くお伝えしたい話である。

なぜか?あなたが自分に正直に生きる限り。人生のベストタイミングで「正しい相手」が必ず現るからである。

恋愛は苦楽(くるたの)しい。しかし苦しいだけの恋愛は絶対に間違っている

人にはいろんな縁がある。

長い人生、どんな縁もそれなりの意味と気づきがあるのかもしれない。そして、良い恋愛というのは確実に人生を豊かにするし、自分の人間性を高めてくれる。

人から愛される。それは幸せなことだし、人生の僥倖だ。

ただ、人生良い恋愛ができるとは限らない。ときに、「やめておいたほうがいい」という恋愛もある。それは自分の直感が早いうちに教えてくれる。

とはいえ「恋は盲目」、好きという感情が強くなっているときは、それが難しいのも事実だ。

好きで好きで仕方ない、そういうときはついついマイナス要素から目を背け、何事も自分の都合の良いように考えてしまう。だから引くのが難しいし、引き際を誤って、大きなダメージを受けるハメになる。

それで長々書いてきたが、結局この記事であなたに伝えたいことはたった一つである。

それはすなわち、望む未来を築けない関係は今すぐ手を引くこと。情にほだされて引き際を誤る前に。それだけである。

ともかく1にも2にも、引き際は早い方がいい。そうすれば傷も浅く済む。それは結果的に相手への誠意にもなるだろう。相手に希望を持たせない、という意味で。

そしてあなたが恋できる相手は世の中にたくさんいる。答えが出せないときは、無理に答えを出す必要もない。それが正解なのである。

あなたに良いご縁がありますように。

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