「見た目」への自己投資は利回りが素晴らしい話

ロレックスをしているお金持ち

手は口ほどにモノを言う。

高木教雄

人は見た目が9割。

これは極めて単純かつ、冷酷な事実である。つまり見た目が良いか悪いかは即イコール、人から良く思われるか悪く思われるか。その損得に直結する。

この意味で、容姿を磨くために使うお金はすべて「自分への投資」と考えることができる。

試せば今すぐ効果を実感できる

見た目に自己投資する意味。

それは、美容院に行き髪を整え、見栄えの良い服を購入し、誰に見せても恥ずかしくない腕時計をして、きれいに磨かれた靴を履いて街を歩けば、すぐにその効果を実感できる。

とくに、普段のイケてない自分を知っている人たちの前にその姿をさらせば、なおのこと、容姿に自己投資をする意味を実感できる。これは男性女性問わず重要である。特に女性の場合、容姿をセルフプロデュースする効果は大きい。

現実問題、あなたが女性なら習い事を始めて「人間力」を磨くのも一つだが、それよりも今すぐヘアや化粧、服装を始めとするセルフプロデュースに資金を投資した方が、ビフォア&アフターを実感しやすいだろう。

これは性別を問わないが、今すぐ人をかんたんに変える最も手っ取り早い方法は、ファッションを変えることである。髪型と服。これを変えるだけで、人に与える印象は驚くほど変わる。特に女性は化粧を変えるだけで今すぐ違いを実感することができる。

自分を変える方法は多すぎるほどあるのだ。

人は見た目で判断する!

現代は男性も容姿のセルフプロデュースに気を使う時代である。

あなたが社会で何らかの野望を持つ男性なら、最低限、時計と靴に投資をして損はない。これは、仕事での評価はもちろんのこと、プライベートにおいても価値がある投資になるからである。

社会人の世界では、となってからは、どんなスーツを着てどんな腕時計をするか。そして、どんな靴をどのように履いているか。その全体的な印象がダイレクトに評価される。

すなわち、いくら中身がよくても。仕事ができる人でも。一度でも見た目でNGを出されてしまうと、能力や人間性までも正当に評価される機会を失ってしまう。

例えば想像してみるといい。

あなたは会社を経営している。あなたは新しい社員を1人雇おうと考えている。そこで2名の応募者があなたの前に現れた。一人はさっぱりとした髪型でスーツも見事に決まっている。靴は綺麗に磨かれており、笑顔はとても爽やかである。

一方、もう一人はヨレヨレのスーツを着て、子供がするような時計をし、おまけに靴は汚れが目立つ。そして髪はボサボサで、なんとふけまでついている。さて、あなたはどちらを採用すれば失敗する可能性は低くなるか?

これは極端な例だが、「見た目」の力は大きすぎる。

だからこそ「人は中身を見るべきだ!」という主張は、社会的には「私は人に自分のことを受け入れてもらう努力はしたくないけど人は自分を受け入れるべきだ」という幼い考えであることを知っておく必要がある。

外見に無頓着であることは「社会人失格」の烙印を押される原因であり、おまけに「異性ウケ」は最悪である。

ポイントは見た目で損しないこと

自分の見た目を整えることは、社会生活に適応するための手段である。

自分の体にフィットした仕立ての良いスーツを着て、上司よりもワンランク下の高級時計を見に付ける(ただし絶対に上司より高い時計をしてはいけない!)。

その上で、きちんと磨かれたきれいな革靴を履いていれば一安心。周囲から「この人は安心だ」という印象を与えることができる。一方プライベートでは、清潔感を大切にした身なりをすることで、無自覚に嫌われるリスクを抑えることができる。

このように、見た目の印象の損得は明らかにある。それは良い悪いの話ではなく、現実問題「そういうもの」というシンプルな話である。

容姿という「わかりやすいアイコン」を変えることによって露骨に周囲の見る目が変わってしまう。それは見た目に自己投資した人だれもが実感できる現実である。この意味で「コスパ」は高いと言わざるを得ない。

まとめ

人は見た目が9割。

外見で損をしたくなかったら、イケメンとか美女とかそういう問題はなく、今の自分の外見を磨く投資をすること。そのアクションによって「自分」が与える人への印象は驚くほど変わる。

もちろん、見た目が良くなったとしてもその中身がなければ、いずれは「化けの皮」がはがれる。だから、見た目を磨くと同時に、読書などをして内面も磨くことが大切だ。

だがあいにく人々は内面ではなくまず外面からチェックする。外面にOKが出て次に内面を見てもらえる。外面でNGを出されてしまえば、内面を見てもらうことはできない。

この点、生まれ持った容姿は関係ない。今の自分の容姿を適切に見せようと努力する投資は、自分をこの世で不適切に扱われないための大切な投資である。

見た目は本当に小さなことで変わる。「やった人」がその効果を実感するのである。

出典

『MEN’S EX 2018年9月号』