仕事の適性と天職の話。最高の仕事を見つける条件とは?

悩む男

何事かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。

P・F・ドラッガー

自分を活かせる場所で働くことは、周りにも喜びを与えられる。

あなたの働きが組織に力を与え、活気づける。そして、組織の未来を決める。

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向いている仕事・向いていない仕事

人には向き不向きがある。

じっくり考えて行動に移す人が、即座に決断を求められるデイトレードのような仕事をしても、成功する可能性はない。

人と話すのが好きで、社交的な性格の人が、研究者のように一人黙々と研究するような仕事をしても、自分を活かすことはできない。

最高の仕事選びは、自分に向いていること、向いていないことがあることを知ることから始まる。向きと不向き、できることとできないことがあることを認めることから始まる

確かに、人の性格はある程度変えられるかもしれない。また、苦手なことも、頑張れば少しはできるようになるかもしれない。

しかし、ここに残酷な事実がある。

それは、どんなに努力して苦手な仕事に挑戦しても、適性がある人間には歯がたたないという事実だ。

運動が苦手な人間が、運動を頑張っても結果はたかがしれている。勉強が苦手な人が、研究職を目指しても、研究職に適性がある人には能力面で叶わない。

仮に、政治的・人脈的なパワーがあったとして上手く出世できても、こころのどこかで「あいつには叶わない、オレはずるして出世している」という劣等感に苦しめられることになる。

もともとそれが向いている人には叶わない。努力ではどうにもならない。これは残酷な事実だ。

関連記事:間違えれば三方皆不幸。向いていない仕事を選んではいけない理由

適性のない仕事を早急に見切ったほうがいい理由

問題なのはそれだけではない。向いていない仕事をすると、自分だけでなく、周りにも迷惑をかけることになる。

人とのコミュニケーションが苦手で、内向的な人が接客業務をしたとする。

人との距離やあいさつが上手くできず、接客された人もイヤな思いをする。また、何より自分もイヤな思いをすることになる。

人には向いている仕事と適性がある。向いている仕事は自然と続く。仕事をするにも、必要以上のストレスを抱え込むことがない。だから、仕事が続くのだ。

向いていない仕事をしていると、いろいろなところに必要以上のストレスがかかってしまう。

だから病気になったり、お金をムダ使いしてストレスを発散させてしまうような、非建設的なことをしてしまうのだ。

やはり、ムリを続けることは、やはりムリなのだ。それが自然なことなのだ。

ダメならあきらめるのもあり

一昔前、一つの職場でじっとしていられない人は信用されない時代があった。

転職を繰り返す人は、

「あいつは我慢が足りない!」

「本人の責任だ」

などと言われたもの。

一昔前の日本、もっと言えば1990年以前は、確かにこの「忠告」は正しいものだったのかもしれない。

なぜなら、当時の日本は転職市場が未発達で、1つの会社に長く勤めることにメリットがあったからだ。

年功序列と終身雇用制度のおかげで、1つの会社にじっと勤めることができた。リストラも今ほどあったわけではない。

しかし、21世紀の今、向いていない仕事や会社にしがみつくことは大きなリスクを伴うようになってしまった。

理由は次のとおりだ。

・今は終身雇用が保証されない。長く会社に勤め上げるためには、仕事で結果を出す必要がある。(保証のない20代、30代の若手は特に)

・向いていない仕事では能力が引き出せず結果が出せない。結果リストラ候補に上がりやすい。(結果を出せない人に会社は残酷)

・向いていない仕事をすることで、必要以上のストレスがたまる。結果どこかに歪みがでる。ある人は健康に、ある人は人間関係に。結果、不幸になってしまう。

今の御時世でも、「イヤな仕事も我慢する」という選択肢もある。我慢できるくらいならいいのかもしれない。

しかし、どうしようもないほど苦痛で苦しい仕事を我慢しても、その我慢が報われることは誰も保証してくれない

「オレが若いときはイヤな仕事も我慢したんだ、それが当然だ!」

とアドバイスをくれる人がいたとしても、我慢の結果、あなたが我慢して病気になったり、不幸になっても、決して助けてくれない。

その事実を知っておくことが大切だ。

関連記事:【21世紀の働き方】人生で詰まない仕事選びの大原則

天職はある!

人には天職があると言われる。

天職とは、「その人がそれをするために生まれてきた」と思うくらい、ピッタリ向いている仕事のことだ。

この定義から言えば、確かに天職はある。それは、一流の仕事人を見ると分かる。

例えば、作家。

本を出版、書いて収入を得ている人がいる。この世界は非常に厳しい世界だ。

結果主義の世界なので、「努力したから成功できる」世界ではない。むしろ、「努力しても成功できない」人が圧倒的に多い世界だ。

この厳しい世界で結果を出し、成功している人は、その世界への適性があるということにほかならない。なぜなら、結果を出し、仕事を続けることができているからだ。

文字を書くのが上手。それは当たり前。さらに、仕事を続けられる能力と成功し続ける力がある人が、生き残っていく。

このように考えると、続けられること。これが天職の本質と言える。

「努力をした」云々は関係がない。その仕事ができ、結果を出せて、続けられる仕事。それこそが天職で、頑張って続けていく価値がある仕事である。

どうせ働かなければいけないのなら。ぜひ、人生で後悔のない選択をしよう。

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