心から信じられる人がいるならば、出会う人全てを信じる必要はない。

不信の女性

今さら疑うものか!私はおまえを信じる!!

アグリアス・オークス

人生には無条件で誰かを信頼しなければならないときがやって来る。

人を心から信じることはとても難しい。

特に、今のような何を信じて何を疑えばいいのか分からない現代の「不信の時代」ではなおさらである。

今の世の中、多く人が誰かを信じたいと思いつつ、信じることができない。それは仕方がない話ではある。

というのは、誰かを信じることによって、実害を受けることがあるからだ。

信じる人に裏切られる。それによって心が傷つくだけでなく、場合によっては、身体的、金銭的にダメージを受ける。

だから、誰構わず人を信じる必要はない。「隣人愛」だの「人を信じなさい」とか、そういう話はただの綺麗事にしか思えないのも確かだ。

しかしせっかくこの世に生まれて、誰一人心から信じることができずに生きていくのはあまりにも寂しい。

そして、人生では数は少ないものの、本当に心から信じるに値する人々との出会いがある。

だから、もしあなたが心から「この人は!」と思える人との出会いがやってきたとき、両目を開き相手をじっくり見つめよう。

そして、少しでもあなたの心に「信じたい!」と思う気持ちが芽生えたら、それはそういうことである。

ここは一つ素直になって、信じてみよう。何があろうと信じると心に決めよう。

人生で誰かを信じることができた。それはきっと、あなたの人生において、素晴らしい宝物となるはずだから。

出典

『ファイナルファンタジータクティクス』(スクウェア・エニックス、1997年)