「好きな事」を仕事にする本当の理由

人生を楽しむ男

人生は環境に左右される。

環境に振り回されないために、一芸を身につけたい。

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我慢が報われにくい時代

「天職」という言葉がある。

人にはそれぞれ、向いている仕事があって、向いている仕事をすることで、成功して幸せになれるというのが「天職」の仕事だ。

少し理想論のように聞こえるが、仕事には自分に向いているもの、そうでないものがあるのも確かだ。

向いてない仕事は頑張っても頑張っても全然ダメ。つまらないし苦痛だし結果もでない。何より続かない。

でも、向いている仕事は、最初はつまらなくても面白くなっていくし、何より仕事が続く。続けているうちに「グーン!」と伸びるときが来て結果が出せる。

実際には仕事はこういうことがあるので、自分に向いている仕事を天職と考えるなら、今の時代ほど天職を選ぶことが重要な時代はないのではないか、と筆者は思っている。

その理由はこうだ。

二極化とはこういうこと

今、社会は二分化の方向に動いている。収入面での勝ち組と負け組、二極分化しつつある。

一般労働者の収入は年々下がり、サラリーマンでも、莫大な報酬を得ている人と、安い賃金で働く人に分かれつつある。

この傾向が変わることは期待できず、これからは卓越したスキルを持つトップ層の高収入リーマンと、代替可能な一般兵サラリーマンの収入格差がますます広がることだろう。

同じ会社で働いても、同じ仕事をしても、収入に雲泥の差が出てくる労働格差社会だ。

今、どの会社も人件費を削りたがっている。それは、海外への設備投資という名のもと、日本企業が人件費の安いアジアに進出している現状を見れば明白だ。

会社は、安く働き、会社に利益を出してくれる人を求めている。そうしなければ、会社は成り立たない(という話だけれども)。

特別な能力がない人、会社に貢献できない人、他の人と代替可能な人。このような人は、これからはますますシビアな立場に追い込まれることになる。

「芸は身を助く」というように、自営業者でなくても、会社員として生きていくには、何か特別な能力がなければ生き抜くのは難しいのが今の時代。

技術がない人は政治力やコミュニケーション力、技術がある人は「自分がいなければ仕事が回らない」という状況を意図的に作るなど、会社組織でも「自分の場所」を確保することが必要になってくる。

一昔前は、一度入社すれば、多少能力がなくても、定年まで我慢していれば、いろんな面で報いがあった。

しかし、今我慢していても、待っている未来は真っ暗。収入が上がる保証はありませんし、最悪リストラが待っている。

会社内で生き残るにも

もしも、会社で生き残りたければ、出世して高い地位に就く他、道はない。

最近、大手企業でさえリストラが進んでいる。経営の悪化が主な原因と言われるが、筆者は1つ、ずっと不思議に思っていたことがあった。

経営の方針は、会社のトップが決めるもの。そして、その結果責任を負うのもトップのはず。しかし、経営の失敗で首を切られるのは、一般の従業員ばかり。

業績が悪化した会社のトップ層の多くは、経営責任を負わず、高い収入を得ている。

これは日本だけではなく、アメリカもそうだ。金融危機を引き起こした金融系企業の役員が、巨額の報酬を得ている。トップと言えど、結局自分の身を削るのはイヤなのだ。

理想論は置いておいて、結局損をするのはいつも立場の弱い人間だ。上の人間は保身に走る。そういうものだ。

戦場で死ぬのは一般兵。指揮官は常に安全なところにいて、部下を死地に送る。

指揮官が有能なら、部下の一般兵も安全に戦うことができる。しかし、もしもあなたの指揮官が無能なら?

筆者は絶対無駄死はしたくないので、戦国時代なら「裏切り御免」をするかもしれない。自分の身が可愛いので。

ともかく、こういう状況で無駄死しない方法はある。自分が指揮官になるか、特殊な技能を持って独立するなど、方法はいろいろだ。

しかし、いずれの方法にせよ、本質は1つだ。すなわち、人より秀でたものを持ち、その他大勢の横並びから抜け出すことだ。

「人よりもこれができる」というスキルを持つ

人より得意なこと、ウリにできることがなければ、一般兵として常に危ない綱渡りをさせられるのが現代。

そこから抜け出すためには、人よりも情熱をそそげること、自然にできることを仕事にすることが大切になってくる。

「頑張ってようやく人並に慣れる」という仕事は、あまりよくない選択だ。

「頑張って人並みにできる」仕事では、あなたの働きは評価されにくい。むしろ、交代可能の労働力と判断されるリスクがある。

そのような仕事を選ぶより、何気にやっているけど人から「すごい!」と言われること、「気がついたら何時間も没頭していた」というような、あなたがやっていて苦痛にならない、自然な仕事がベストだ。

仕事の能力アップは、投資時間×集中力で伸びていく。好きなこと、自然にできることなら、苦痛を感じず、長い間取り組むことができる。

結果的に、人よりも抜きん出た能力が身につきやすく、その能力があなたの収入につながっていく。

特別な能力を持つ人は、重宝されるので、結果的に仕事が回ってくる状態になる。社会は平凡なスキルを持つ人より、素晴らしいスキルを持つ人を大切にする。

このように、好きなことを仕事にするというのは、今の時代、極めて合理的な選択なのだ。

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