好きなことを仕事にする唯一絶対のメリット

自由に働くヤングマン

筆者が20代の頃に一番悩んでいたのは、

「どんな仕事をして世の中を生きていけばいいのか?」

ということだった。

仕事にはいろんな考え方があって、

「仕事は我慢だ。だから給料は我慢量だ。仕事にあれこれ文句を言わず、我慢して続けていくことが大切だ!」

と言う人もいるし、

「仕事とはあなたにとっての社会貢献です。好きなことをして、楽しんで仕事をしましょう。それが他の人の役に立つはずです」

こんなことを言う人もいた。

筆者は単純に、嫌なことを続けていくような人生は絶対に勘弁願いたかったので、今は自分の好きなこと(文章を書くこと)を仕事にして生計を立てている。

実際、仕事が順調になるまでに紆余曲折あって、これから先も安定して仕事が上手くいく保証はないのだが、今の仕事、働き方にはとても満足している。

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好きな仕事も良いことだけではないけれど

それでいろいろ思うのだが、好きなことを仕事にするにはどんなメリットがあるのか、そこを考えていると、案外良いことはそれほどないかもしれない。

「好きな仕事をすれば生涯年収はアップする」

と言う人もいるが、実際問題は分からない。

お金の面だけで言うなら、好きなことを頑張るより、儲かることを頑張った方がお金は稼げる。

何より、好きなことを仕事にするにはたいてい独立する必要があるので(雇われて自分の好きなことを仕事にすることもできるがそれは稀だ)、生活が必然不安定になる。

会社員のように給料が安定しないので、自分なりに生活の見通しを立てておく必要がある。それができない場合、好きなことをしていても、生活の不安で安心して暮らせないだろう。

そんな具合、必ずしも好きなことを仕事にするのは良いことばかりではないが、ただ一つだけ、「絶対にここがいい」と言えることがある。

それは、仕事をすることへのストレスが激減する、ということだ。それが好きなことを仕事にする唯一のメリットだと思う。

仕事を仕事と感じない、そうなると

多分、ゲームとか釣りとか、時間を忘れて夢中になってしまう趣味がある方はご存知かと思うが、好きなことをしていると、時間を忘れる。気がつけば何時間も経っている。

そのとき、頑張ったとか、そういう感覚はなくて、ただ楽しいから夢中になっていた、そんな感じだと思う。

好きなことを仕事にしているとまさにそれと同じで、「仕事をする」とか「頑張る」とか、そんな意識は出てこない。

なので、仕事をすることがまるで空気を吸うのと同じで、違和感がない。

筆者も今の仕事を始めて依頼、仕事をしている感覚はなくて、プライベートと仕事の境界線がとても曖昧になってしまった(自由業なので出勤もないし)。

毎月売上が確定してそれが口座に入金されていると、自分がしていることはお金になっている。そんな感覚だ。

なので仕事については思うような結果がでないときはストレスは感じるけれど、人からやらされているとか、強制されているとかそういうことは一切ないので、仕事をすることへのストレスはとても低い。

そのせいか、高校時代の友人たちと会うといつも、「お前は顔が若い。苦労してない証拠だぜ」とからかわれてしまうのだが。

嫌な仕事は寿命を縮める

以前筆者は自分にとって苦手な仕事をしていて、それで散々苦労したというか、苦手なことを仕事にすることの苦痛さを嫌というほど味わったので、仕事でストレスがあるかないかは、本当に大切なことだと考えている。

もちろんある程度のストレスは必要だが、何事も程度の問題だ。悪いストレスは心と体を痛めつけ、人格を歪め、人生を狂わす危険がある。

「自分の人生をダメにしてまで続ける意味があるものなのか?」と思う。だから、毎日仕事が嫌で嫌で仕方ない場合は、早急な転職が必要かもしれない。

面白いことに、人には適正や好き嫌いがあって、自分に向いている仕事なら、それほど苦痛を感じずにこなすことができるし、仕事の結果も出やすい。

そしてストレスが激減するので仕事をする負担、体の疲れ具合がかなり変わってくる。すると生活に余裕が出来てくるので、心にも余裕が出来てくる。結果的に人生も変わっていく。

この意味で、多少給料が下がったとしても、収入が不安定になるとしても、好きなことを仕事に選ぶというのは、とても合理的な選択ではないかと思う。

「どうしても嫌な仕事しか選択権がない」という場合は仕方ないのかもしれない。

しかし、まだ仕事を変えられるチャンスがあれば、転職のチャンスがあるとすれば、自分は一体何が好きなのか、どんな仕事に適性があるのかは、真剣に考える価値があるものだと思う。

仕事は間違えなければ人生も満足できる

これからの時代、退職の年齢も伸びて、将来現役が一般的になっていく可能性がある時代。

そんなとき、嫌な仕事を続けて年を取っていく人生は、かなり辛いのではないか。毎日毎日、毎週毎月、来る年も来る年も嫌な仕事を続けて、我慢に我慢を重ねていく。

想像するだけで辛いものがあるが、一度切りの人生をそれで終えていいのか。他に選択肢があるのに、本当にそれでいいのか。

仕事で苦しみ、ストレスにやられながら年を取っていくより、自分の好きな仕事を見つけて、楽しみながら無理なく仕事を続けていける人生の方が、長い目で見ればきっと安心して生きていけるはず。

生涯年収とかそういうことも大事かもしれないけれど、毎日働いてどうなのか。楽しいのか、やりがいを感じるか。ストレスは大丈夫か。

そういったことから仕事を考えることが大切で、しいてはそれが人生満足度にもつながってくる。

人生は本当に長く、生きている限り仕事は必要だ。それなら最低限、苦しいだけの仕事は勘弁したい。それだけは絶対確かだ。