逆境

逆境が訪れたとき。それはニセモノとホンモノが明らかになる絶好のチャンス

人は逆境に立つ度毎に自分の周囲を"ふるい"にかけるがよい。自分にとってニセモノとホンモノとが、このときくらい明瞭にわけられるチャンスはないからだ。 あるいは"ふるい"にかけることによって、ほとんどの友を失う破目となるかもしれない。しかし、こ...
人生

早く咲けば早く散る。遅く咲けば遅く散る

熟した果実は早く落ちる。 ブッダ 物事には旬がある。旬が過ぎればそれは落ちていくだけである。 だからこそ「長い目で見る、考える」という習慣を持つことはとても大切である。人生は結局のところ、短期レースではなく長期レースだからである。 人生にお...
処世

「自分が発した言葉」が自分に返ってくる仕組み

人が生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割くのである。 ブッダ 「口は災いのもと」とはほんとうに、よく言ったものである。 自分が発した何気ない言葉が、人や形、状況を変えて、やがて自分に...
人生

なぜ言葉が大切なのか?言葉はやがて人生それ自体を表現するから

江戸時代に国学が盛んになって、みずからの主張をもつようになったのも、仮名文字に負うところがある。屈伸に自由でなく、連結に緊密を欠く漢文字では、思想の表現はおのずからそれに制せられる。 鈴木大拙 「言語によって性格が変わる」という話がある。個...
人間

目の前の人に興味を持つ。接点を見つける。会話をする。それによってその出会いは

僕たちが日々すれ違う人たちの中には、いろんな人がいるんだということです。それぞれ二度と会うことがない人かもしれないけれど、すれ違う瞬間までそれぞれにはそれぞれの人生があって今日まで生きてきたんです。僕たちの人生に奇跡を起こす種はそこら中にあ...
逆境

確かに私たちは落とし穴に落ちることもある。だがそれが絶望という穴ぐらであるとは限らない

運命の落とし穴はどこに口を開けて待ち構えているかわかりませんが、しかしそれは絶望という穴ぐらであるとは限りません。希望の世界への出口が開いている場合もあるのです。 ミザリィ のっけから個人的な話で恐縮だが、私は「人生は生きてさえいればなんと...
人間関係

人は誰でも自分を守ろうとする。そこで起こる心の働き

人は誰でも、「そこを突かれたら弱い」という部分がある。 意識するしないに関わらず、人は誰もが自分の弱みを攻められることを恐れている。その恐れや不安が、人によっては過剰な反応として表現される。 例えばあなたの職場にもいるであろう、やたらと他の...
人間関係

周囲の人は自分を映す鏡。それを「鏡の法則」と言う

「自分の周囲のいる人は自分の映す鏡である」 この考え方はとても本質的である。 私たちは自分という視点で世界を理解する。つまり目に見えるもの、感じられるものはすべて、ありのままそこにあるというよりは、自分というフィルターを経由してそこにある。...
幸福

喜びは喜びを呼び、幸せは幸せを呼ぶ。

苦労、苦労と申しても、悪い苦労気の毒ぞ、善き苦労花咲ぞ。花咲いて実結ぶのざそ。人民苦しみさえすればよいように早合点しているなれど、それは大間違いざぞ。神の道無理ないと、くどう申してあろうがな。 日月神示 「喜ぶ」という習慣を持つことは人生に...
ヒント

「かえるの子はかえる」とは限らない。誰もが突然変異する可能性を持っているから

「かえるの子はかえる」という言葉がある。 「子どもは結局、親と似たような人間になる」という意味の言葉だが、その根拠となる理由はシンプルである。 子どもは両親の遺伝子を引き続いだ上で、両親の養育を受けて育つ。そのため、「突出した遺伝子を持たな...