処世

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心を開き知らないことを知ろうとする。それは自分自身の可能性、そして人生を救う

自分たちの生きているこの世界を知ろうとしなくてなにができるというんですか。いくら勉強したって、生きている限りわからないことは一杯あります。世の中には、なんでもわかったような顔をした大人が一杯いますが、あんなものは嘘っぱちです。いい大学に入ろ...
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「自分が発した言葉」が自分に返ってくる仕組み

人が生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割くのである。ブッダ「口は災いのもと」とはほんとうに、よく言ったものである。自分が発した何気ない言葉が、人や形、状況を変えて、やがて自分に戻って...
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「周りに流されない自分」になるシンプルな考え方

みんなが王座につこうとする。狂気の沙汰だ。幸せが王座にあるとでも思っているのか!しかし王座にすわっているのは、しばしば泥にすぎない。それに王座も、しばしば泥のうえにすわっているだけだ。ニーチェ「人に流される」という表現がある。私たちはそれぞ...
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自分の正義はあくまで自分の正義。それを信じることは大切だが

人間は誰でも、自分自身のクビがかかっている人のほうを向くものなのである。塩野七生理想は理想。ただし現実は現実。私たちは崇高な理念を持ち、人として正しく生きることこそが素晴らしい人生であると考える。白は白、黒は黒と明快に物事を割り切り、己の信...
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意識を向けたものは拡大する。ゆえに問題はプラスを見るかマイナスを見るか

もはや何一つ失うものはないと思っているあなたは、ほかならぬそのことによって、まだあなたに残っているものを失うことになるのです。あなたの手もとの破片を拾いなさい、あなたに残っている僅かばかりのものを、注意ぶかく気を配って大切になさい。そしたら...
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「自分らしい」選択こそが最終的に「自分」を助ける。

人間は、自らの本質に基づいた行為をしたとき、成功の確率は最も高くなるのである。塩野七生望む望まないに関わらず、「自分」という条件はまさに人生のあらゆる部分に影響を及ぼす。「自分」は自らの意思や選択によって後天的に変えることができる部分も確か...
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情けは人の為ならず。人に情けをかけることは結局のところ

きみもいいかげんわかってもいいころなのだが、きみ自身の満足のほかに、他の人々の幸福と平和というものがあるのだよ。君は自分が楽しみたいために、ひとりの人間の一生を滅ぼしているんだよ。ピエール「自分のことは大切。だけれども自分のことだけを考え他...
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ボトムはピークへ、ピークはボトムへ。その循環が「陰陽転化の法則」

陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず。人生を生きていく上で重要な概念。それが「循環」である。上に登れば下に落ちる。下に落ちれば上に上がる。この世界には、一つの勢いが極まった瞬間、そこから真逆の方向へ進んでいくという法則が存在する。それが「...
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悩みは「消す」のではなく「共存」する。

「すべての悩みがなくなるような力を求めてはいけない」そう、何かにつけて弱い自分をいっぺん強くするような、そんな力はないのだ、それを求めてはいけない。自分の弱さを受け入れる、そのことに彼は思い至ったわけです。エピクロスの時代から、何千年も説か...
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人生で巡り合う人は「メッセージ」を持って現れる。

相性というのは、もっと深く、豊かなものです。人生に意味のない出逢いなどありません。人生で巡り合う人たちは、その時々にメッセージ、役割を持って、あなたの前に現れるのです。中園ミホ私たちはこの世で様々な人と出会う。そこには、良い人やそうでない人...