人生、本当にタイミングって大切だと思う。
タイミングが合うことは、こちらが意図的に努力をしなくても、なぜか物事が自然と上手くいく。会いたいと思っている人とスムーズに会える。話がすんなりまとまる。ともかくトントン拍子に上手くいく。
でも、タイミングが悪いときは何もかもダメだ。誘っても向こうは忙しくて時間が合わない。途中でトラブルが起こってつまずいてしまう。ともかく物事がスムーズにいかない。
特に、恋愛関係とか、人間関係においてタイミングの良し悪しは致命的な問題になる。だから、タイミングが合わない人=縁がない人と考える人もいる。
タイミングが合わないということ
では一体タイミングとは何なのか?タイミングの良し悪しをどう捉えていけばいいか?一番シンプルな考え方が、タイミングが合わない=やめとけのサインと捉えることだ。
確かに、タイミングが合わないことを無理やり進めても、あまり良い結果にならないし、「骨折り損のくたびれもうけ」になりやすい。
例えば、あなたが学生時代の友人と会いたいとする。そこで友人に連絡を取ると、どうしても都合が折り合わない。いろいろやり取りするけど、結局話が流れてしまう。
無理やり話を合わそうとすると、どこか無理が出てきて、最後には友人との関係が気まずくなってしまう。
こんな感じで、タイミングが悪いときは、頑張っているには頑張っているが、どこかでずれが生じて全然上手くいかない。
ということは、タイミングが合わないことは、無理をして続ける必要がないことなのかもしれない。
タイミングが合わないのは縁がない。だからさっさと諦めよう。このくらいのスタンスでいる方がいいのかもしれない。
タイミングが合うということ
では逆にタイミングがいい場合はどうか?
タイミングがいいときは、不思議なくらい何もかもがスムーズにいく。何か障害が起こっても、スイスイと物事が上手くいく。タイミングが悪いと問題が起こりまくりなのに、タイミングが良いと自然に上手くいってしまう。
そのことを考えると、タイミングが合う=縁があるということで、そちらへ進みなさいというサインなのかもしれない。
出会いにしても仕事にしても、人生はほんのちょっとのタイミングの良し悪しが、運命の明暗を分ける。となれば、タイミングが合うということは、それだけ重要なことなのだと思う。
人生で縁があるからタイミングが合う。そちらへ進むのが正しいから、タイミングが見事に合う。個人的な体験から、そんな感じがずっとしてきた。
まぁ確かに人生、縁があるものはタイミングが絶妙だ。何の苦労もなく、スムーズにことが運ぶ。おまけに結果もいい。となると、やっぱり、タイミングが合わないことは、さっさと諦めてしまうのが一番なのかもしれない。
最後に
人生は縁。縁はタイミングで決まる。
人でも仕事でも、本当に望むことは、絶妙なタイミングと不思議な縁によって決まる。そこには努力とか意志とか、そういう人知を超えたものがあるような気がしてならない。
それを考えると、タイミングが合う合わないという問題は、方向性を見極める上で、とても大切なサインである。
なぜかタイミングが合わない。スムーズにいかない。そういうことがある一方、なぜかタイミングが合って縁ができる。そういうものは、恐れず迷わず進んでいく。そんなふうにしていれば、人生自然と上手くいく。
人生、意志だけではどうにもならないことが多いが、タイミングが合っているか、それともズレてしまっているか。
そこを意識することで、縁がないものを無理に追わなくて済むし、自然な流れで生きていくことができる。それによってきっと、本来やってくるべきベストな縁が、タイミングよく引き寄せられるのだから。