人が人生最期に一番後悔することは、「やってきたこと」よりも「やってこなかったこと」への後悔だと言う。
そこで人生の一区切りとして、30歳くらいなったら一度、やってこなかったことの棚卸しをすると良い。
30歳までにやり残したことはあるか?チャレンジしたくてもずっとできなかったことは何か?真剣に考えていくと、そこには案外多くの「やりたかったこと」が見つかるはずだ。
これからの人生でそれらを一つ一つ、潰していく。そうすることで、後悔しない人生を送ることができる。
結果よりも大切なこと
後悔しない人生というのは曇りがない人生のことだ。やりたいことはやってきた。自分がしたいと思うことを、思う存分やってきた。それが重要なのだ。
はっきり言って結果など大して重要ではない。大切なのはやったかやらなかったか。ただそれだけだ。
もし何かに挑戦して上手くいかなければそのときは傷つくかもしれない。例えば、好きな人がいて、その人に告白したけどダメだったとき。
好きというのは勇気がいる。そしてフラれることはとても悲しい。そのときは傷つく。しかし、自分のすべきことをすれば、それは尾を引かない。
時間が立てば傷も言えるし、素直に結果を受け止めて、前へ進んでいくことができる。だから将来後悔することもない。人生は万事こんな具合だ。
何かしたいことがある。でも失敗するかもしれない。上手くいかないかもしれない。そうやってやらずにいると、それが将来、「あのときチャレンジしておけば・・・」という後悔だらけの人生へつながっていく。
そんな人生は案外辛い。それなら当たって砕けろ、やりたいことはどんどん挑戦していけばいい。
人生は一度きり、後悔するのはもったいない
30歳というのはちょうどよい人生の節目になる。今までの人生で何をしてきて、何ができなかったのかをじっくり考えてみるよい機会だ。
そして、できることがあれば今すぐ始めてみる。結果なんて考えなくてもいい。今までの人生で、やり残したことに挑戦していく。そのことに意味があるのだ。
人生は長いようで短い。たくさんのことができるようで、案外できることは限られている。だからこそ、したいことは積極的に挑戦したい。
「俺の人生はつまらなかった。したいこと何一つ、やってこなかった・・・」
せっかくの人生なのだから、後悔するのはもったいない。
30歳になったら、ぜひ今までの人生でやり残してきたことをやらせてあげよう。この人生は、一度きりなのだから。