生きることは悩むことの連続である。
何かうまくいけば何かがうまくいかなくなる。人生最初から最後まで、いいことだけ。楽しいことだけ。嬉しいことだけ。そんな人生を期待するのは、非現実的すぎる。
しかし、人生は問題が起こるからこそ生きる価値がある。大切なのは覚悟を決めることである。「それは必要だから起こった」と。
その壁は悪ではない
人の本質があらわになるとき。それは目の前に大きな問題が起こったときである。
私たちは、目の前の壁が現れることによって、改めて自分自身と向き合うことになる。そして必要なら、そこから更に成長するための学びを与えられる。
だから忘れてはいけないのは、問題が起こることそれ自体は決して「悪」ではない。むしろ、更に私たちが人間として成長するために必要な、経験なのである。
それは人生の転機
今あなたが何らかの問題や課題を抱えており、人生の壁にぶつかっているということは、あなたが今あなたが人生で転機を迎えていることを意味している。
それは要求している。過去の継続ではなく、新しい始まりを迎えることを。
だから解決策は、大きく分けて2つある。1つは今までのあなた。そしてもう1つは、新しいあなたである。
まずは立ち止まれ
大切なのは、壁=問題→障害と認識するのではなく、あなたの人生が変化していく「過程」であると認識することである。
人生で壁にぶち当たる。その結果、私たちは前へ進むことができず、「立ち止まること」を余儀なくされる。
しかしだからこそ私たちはしっかり考えることができる。これからどうあるべきか。これから何が、必要なのかを。
最後に
人生で問題や困難という「壁」が登場したとき、大切なのは本質を見逃さないことである。
繰り返す。それは悪ではない。不幸でもない。それはサインである。人生の転機が訪れたサインである。そして、新しい気づきを得て、新しい自分になるための気づきである。
もうそれは目の前にある。だったら乗りこればいい。それは必ず、乗り越えることができるのだから。