最終的に本当の戦いとは、自分を信じられるか否かである。

一人舞台に立つ男

創作というものは、どんな分野であれ孤独だ。お前は、その孤独と戦い続けていた。歯を食いしばり、己の魂を込めた作品を何度も何度も、出版社に送った。その努力を、その精神を、俺が認めてやる。

いかに技術や発想が優れていても、戦いを放棄し、去る者は多い。諦めず、何度でも作品を生み出せる。それはどんなものより優れた才能だ。かつてお前は、確かに戦い続けていた。それだけは仮初の経歴じゃない。

だから・・・また一から這い上がってこい。

喜多川祐介(『ペルソナ5・スクランブル』)

あなたにはこの人生でどうしても叶えたい夢はあるだろうか?

もしあるならば、この言葉はきっと、あなたの人生において重要な意味を成すだろう。なぜなら夢を叶えること。それは最終的には、自分を信じて前進し続けることができるかどうかの戦いだからである。

夢が本当の意味で終わるとき

世の中にはとても幸運な人がいる。短期間で大成功をおさめ、したいことを実現し、最高の人生を実現する人が、実際にはいる。

そして一方、最高の人生を心に描きつつも、長い長い夜を迎え、自分には才能がないのではないか?すべての努力が無駄に終わるのではないか?そんな不安に苛まれつつ、夜が明けるのをじっと待っている人もいる。

努力しているのに目の前にその結果が出ないのはきつい。そしてそういうときほど「お前はダメだよ」という周囲の雑音に惑わされてしまう。しかしそこで自分を信じることをやめてしまえば。

文字通り、すべては終わってしまうだろう。

あなたにはあなたのペースがある

だがいくらノーを突きつけられようと。自分を信じて何度でも立ち上がる。そして、自分が生み出すべきものを生み出し続けていく。そんな継続の連続こそが、人生に奇跡を呼ぶ。

だから才能は関係ない。己を信じて前進し続けることができるかどうか。思い描いた夢に向かって、ほんの半歩でも進み続けることができるかどうか。すべてはそこにかかっている。

そのテンポを人と比べる必要はない。あなたはあなた。それぞれ「必要な時」があるのである。なぜならそれはあなたの物語を紡ぐために必要な断片。すべての経験はどれも欠くことができないものなのである。

長い夜を乗り越えるために

あなたが味わう苦悩や苦しみ。そして自分への不信。それはすべて、あなたがたどる道へとつながっていく。そしてあなたがそれらを経験するからこそ生み出せる唯一のものが生まれる。

つまりそれは必要なことである。あなたの夜が長いのは、その長い夜こそが本当の意味において、あなたをオンリー1の存在に変えていくために必要な時間だからである。

だから長い夜、自分を信じることが難しくなったときは戦うのだ。弱気になる心と戦い、なんとしても勝利するのである。その戦いにおいて、あなたは誰かの助けを借りることはできる。

しかし最後まで戦い続けることができるのは、ほかならぬあなただけ。だから必要なのだ。最後まで自分を信じようとする意思が。

最後に

あなたが叶えたい思う夢。実現を強く願う最高の人生。それは実現の可能性があるからこそ、あなたの心に宿っている。

ただしそこへたどり着くまでの道のりは、かんたんな道ではないかもしれない。何度もノーを突きつけられ、ときに自分の才能のなさを疑って、無力感に膝を屈したくなることもあるかもしれない。

しかし目の前にこれから現実がうまくいく一切の証拠が見えないときこそ。自分を信じて立ち上がるのだ。倒れてもいい。再び立ち上がり、最後の最後で、光をつかむのだ。

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