成功して「幸せ」になりたいなら絶対に忘れてはいけないこと

I am happy.

Do what you like.

好きなことをしようぜ。

ミゲル・マッケルビー

世の中には成功して幸せになる人と、成功したがゆえに不幸になってしまう人がいる。

ただ成功したいだけなら、話はそれほど複雑ではない。半分くらいはお金に魂を売って、儲かりそうなことを見つけ、ひたすら利益を追求していけばいい。

そうすれば、ある程度の成功はできる。そして、「俺は成功したんだ!」と、そこそこ満足な暮らしはできるかもしれない。

しかしもしあなたがまともな神経をしている人であればいつか必ず、「俺はこのままでいいのだろうか・・・」と悩むときがやって来る。

そして、心の声を無視してそのまま走り続けていれば、いつかその代償を支払うはめになるだろう。

だからこそ大切なのは「何のために」成功するか?どうやって成功するか?その手段と目的を誤らないことである。

もしかりにあなたが経済的に豊かになりたくて成功を目指すとする。

別にそれは何も間違ってはいない。あなたには豊かになる権利がある。そして幸せになる権利がある。

しかし、あなたが常に自分のことだけを考えて「お金・お金・お金」で進んでいけば、その過程で誰かを傷つけ、犠牲にする。

すると、あなたは経済的に成功できるかもしれないが、どこかでそのツケを支払うことになる。

よく、経済的成功者の家庭や親しい人に不幸が起こるケースは案外多いが、成功者の影にはその成功の犠牲者がいる。

あなたに直接的な不幸が避けられたとしても、あなた以外の誰か、そしてあなたが大切に思う誰かが不幸になる。それによってあなたも不幸になる。

このように、世の中は因果応報。不公平なように思えて、案外バランスが取れている。

成功を目指すならあなたが心から納得できるカタチで成功を目指したい。何より、あなたが成功することによって、本当に幸せになれる方法で。

出典

「経済フロントオンライン」(2017年12月2日放送)