「くやしいこと」の裏にチャンスがある。もしあなたに負けず嫌いなモノ、くやしいと思えるモノがあるのなら、そこには大成功するヒントが隠されている。
信長
自分が本当に自分を生かす道。
それは思わぬところに隠されている。たとえばどうしても嫌で嫌で仕方がないこと。誰にも絶対否定されたくないこと。
そうした感情が強く動く部分にこそ、自分を本当の意味で生かす道を、見つけることができる。
感情が教えてくれること
自分の感情が強く動く。それはすなわち、そこに自分にとって大切なことがある、ということを意味する。
どうでもいいことは本質的にどうでもいいので、特に感情が動かされることはなく、そしてそれで十分物事は事足りる。
しかし自分にとって意味があること。大切なこと。それらが侵害されたとき。感情は大きく動く。
だからこそ自分を生かし、自分にとっての成功を実現するためには、感情に注意を払う必要がある。
自分の人生で必要なことを成すために
人からバカにされて絶対に許せないこと。否定されてくやしくて仕方がないこと。納得できないこと。
ではなぜそこまで自分がこだわるのか?なぜこんなにも感情を揺り動かされるのか?ここに重大なヒントがある。
自分にとって大切なことにこだわれば人生を無駄にすることはない。だから自分の人生において必要なことを成し遂げることができる。
最後に
つまるところ大切なのは、自分にとって大切なことを追いかけること。それは見つかる。自分の感情に敏感になることによって。
だから、どん底に落ち込むほど悔しい思いを経験したとき。嫌で嫌で仕方がないことをやらされているとき。あまりにも腹が立って仕方ないとき。
こんなときは人生のチャンスである。自分にとっての成功をつかむ第一歩である。
その感情は教えてくれる。自分にとって、大切な何かがそこにあることを。
出典
『斎藤一人 自由力』