人生いつどこで何が起こるか、本当に分からない。
ある日突然、自分の力ではどうにもならないピンチ。理不尽な現実を目の前に突きつけられ、これからどうすればいいのか?途方にくれてしまうときがある。
そこでこの記事では、今目の前でそのような現実に膝を屈してしまいそうになっているあなたがそこから立ち上がるために意識しておきたいポイントをお伝えする。
人生は良くなるなる前に悪くなる。希望の前に絶望がある。だから大丈夫。最後にはなんとかなる。あなたがあなたをあきらめない限り。
はじめに
実際的な現実として、もはや自分の努力でこれ以上打つ手はない。そのような状況に陥ってしまったとき大切なのは、まず目の前の現実に腹をくくることである。
すなわち、今のこの現実は「今すぐ」良くなることはないを認め、この先しばらくは、変化に継ぐ変化が起こることを覚悟するのである。
それはかんたんなことではないかもしれない。しかし、目の前の現実を受け入れることによって、そこからどこへ向かえばいいのか?その道筋が示されるだろう。
あなたが目の前の現実に腹をくくって覚悟を決めたとき、それは「直感」という形で与えられる。
自分自身で決断しない
もはやどうにもならない現実に直面したとき、頭で計画することがうまくいくことはない。むしろ、もがけばもがくほど、深みにはまってしまうのがお約束である。
この意味で次に大切なのは、大きな逆境に直面し心が揺さぶられているときほど、「自分自身で」大きな決断をしないことである。
そのかわり、「最後にはなんとかなる」ことを信じて自然な流れに身を任せることが大切である。
その過程であなたは、自分のこだわりや、あなたが守ろうとしている現実を失う可能性はある。しかし、最終的には「こうなって良かったんだな」という結末を迎えることができる。
これこそがまさに人生の不思議な配慮である。
逆風は乗り越えられる!
人生で変化が起こったときは決して無傷でいることはできないだろう。
もしかしたら、あなたはあなたが本当に守ろうとしてきたものを、手放さなければいけないという、残酷な現実に直面する可能性もある。それはただただ理不尽である。
ただなぜそのようなことが起こるのか?その本当の理由については、人生を長い目で見てみなければ分からない。
もしかしたら、その痛みを経験をすることがあなたが人生において本当に大切なものを手に入れるために必要な過程なのかもしれない。その理由は「あとから」でないと分からない。
しかしこれだけは言える。「それは長い目で見れば必要な経験である」と。
すべてのことは必要な経験
あなたは今、人生で大きな転機を迎えている。そしてあなたは可能なら今の人生を何としても守りたいと思っているだろう。
だからあなたが目の前の現実に対して、最善の努力を尽くしていることは素晴らしいことだと思うし、そんなあなたがいつまでも人生で不遇を味わうことは決してないことだけは確かだ。
ただ、あなたもそれとなく気づいているように、私たちは目の前の出来事に対して行動を起こすことはできるが、その結果をコントロールすることはできない。
刀折れ矢尽きるまで全力を尽くすことはできる。
ただしその結果については、あなたにはどうにもならない。でも大丈夫。それは必要だから起こっている。その経験があなたの人生において必要なのである。
最後に
人生は良くなるなる前に悪くなる。希望の前に絶望がある。これは決して綺麗事ではない。実際にそうなのである。
今あなたが経験していることはすべて「過程」である。状況はやがて変わる。必ず変わる。だから大丈夫。最後にはうまくいく。今何が起ころうとも大丈夫。あなたはあなたを信じることである。
人生は長い。ほんとうにいろいろある。お互いがんばりましょう。