私の人生観を変えた5冊の本

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本を読む女性

読書は一つの出会いである。著者が経験したことや学んだことを文字にし読者に伝えてくれる。そのなかには文字通り、読者の人生を強烈に一変させてしまうほどの力を持っているものもある。

そこでこの記事では、「人生観が変わった!」という意味で私自身が20代の頃に触れ、強く影響を受けた本のなかで、読みやすい本を5冊ご紹介したい。

私自身、「この本を読まなければ自分の人生は・・・」という本が何冊もある。この記事ではそのなかのほんの一部ではあるが、お伝えできれば幸いである。

はじめに

自分の人生から学べることはたくさんある。だが、それ以上に重要なのが人様から学ばせていただくことである。なぜなら自分の人生は自分の人生。そこから学べることは、限られている。

だが、人生、経験、知識、人様から学ばせていただくことによって自分という限られた枠を超え、学べることは無限大に広がる。そこで重要なのが読書である。

本は著者がその人生で学んだことや経験したことを伝えてくれるツールである。本を読むことによって私たちは、他の人の人生から何かを学ぶことができる。そしてそのなかには、そこから強い影響を受け、自分の人生が変わってしまうほどの力を持つ本もある。

ただし読書にはタイミングがある。人生を変えてしまうほどの力を持つ本と出会うには、絶好のタイミングがある。「ピン!」と直感的に響く本があれば、ぜひ読んでみてほしい。

『それでも人生にイエスと言う』

「人生で何が起ころうとも、人は人として、尊厳を持って生きていくことができる」

そんな生き方ができるということを教えてくれるのが本書である。

人生で起こる様々な出来事に対して、そこにどのように意味を見出すか?自分自身がどのような態度を選択するのか?そこに「生きる」という行為の本質があり、自分自身の人生に起こることそれ自体が実は、自分という人間の本質へと向かうための旅路である。

本書では「なぜ人は生きるのか?」「どうやって生きればいいのか?」という人生の本質的な問いに対し、「イエスと言う」ための人生観を学ぶことができる。

本書が語る話の中で特に重要なのは、「私は自分の人生に◯◯を期待します」という態度ではなく、人生で起こったことをもとにして、「人生が私に期待していることを、私に求めていることを受け入れます」という態度である。

成功したい。豊かになりたい。人間関係に恵まれたい。尊敬されたい。私たちは人生で様々な「良い出来事」を期待する。だが現実問題、私たちは望むことが叶わず、予想外の出来事に人生を翻弄され、「期待外れ」の人生に悩む。

そこで本書は主張する。「だがそれでいい。人生はあなたに期待している何かがある。起こった出来事から、そのことに気づきなさい」と。人生の目的とは自分が探して見つけるものではなく、むしろ「人生で起こったこと」を通じて人生の方からそれを伝えてくる。「あなたはそれとどう向き合うのか?」と。

本書を読み終えたあとは、「それがどんな形であれ人生を肯定する」ということについて、深く考えさせられる。

成功を望むもいい。理想の人生を思い描くのもいい。その一方で、一体自分の人生とは何のためにあるのか?「今まで起こってきたこと」をもとに自分について考える。これからの生き方について考える。そんなきっかけを与えてくれる本である。

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『ユダヤ人大富豪の教え』

「20代の青年がアメリカに渡航、ユダヤ人の成功した実業家と出会い、ビジネスや人生について学ぶ」というストーリーの自己啓発的な物語が特徴の本。

きわめて簡易で読みやすい文章で紡がれる物語は普段読書をしない人でも読みやすく、「大学に入って、卒業したらどこかに就職して、それで定年まで生きていくのが普通の人生なのだ」と漠然と考えている方にとっては、人生観が大きく変わるほどの影響を受けるかもしれない。

「お金」がそのテーマの中心と思いきや、本質的には「豊かな人生とはなんぞや?」を考えるきっかけを読者に与えてくれる本である。

「「私はこれをしたいです!」とコミットできることを中心に日々を過ごし、それを通じて経済的な成功も実現し、豊かな人生を送ることができる」という本書のメッセージは、「自由人」という概念を通じて、「私はどのように生きたいのだろう?」と、自分の人生を考えるきっかけを与えてくれる。

本書には

・「自由人」(「しなくてはいけないこと」が少なく、経済的に自由であり楽しいことや「したいこと」「やりたいこと」を中心とした生活ができる人)

・「不自由人」(お金が稼げていようが稼げていまいが仕事をやめたとたんに生活に不安を感じる人、「しなくてはいけないこと」ばかりの人)

という概念があり、それは人によって反発を感じるかもしれない。だが現実問題として「働かなくても豊かに生活できる人」は存在し、重要なことは「世の中がどのような仕組みになっているのか?」を知り、その上で自分自身が豊かな人生とはなんぞや?」を自分自身で考えることである。

ビジネスオーナー、自営業者、雇用者(医師や弁護士などのハイランクとされる職業も含まれる)といった様々な働き方(そして生き方)があることを理解しつつ、「このような生き方も可能である」ということを知るということが大切だと考える。「知る」ということが、すべての始まりだからである。

経済的自由人になることが必ずしも人生の「正解」ではないし、自由人=成功者、不自由人=失敗者という話ではない。現実的には人によっては本書が定義する不自由人のほうが「幸せな人生」を送れる場合もあるだろう。

重要なことは「私はどのような人生を送りたいのだろう?私にとって豊かな人生とは何だろう?」を考え始めること。

かつての私のように、「大学を出たらどこかに就職して、給料をもらって定年まで働くのが人生である」という生き方しか教えられなかった人にとっては、別の可能性を知るきっかけになるだろう。

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『マーフィー100の成功法則』

「潜在意識」という概念を教えてくれる重要な本である。その本質とはずばり、「自分自身が(無意識的に)考えていることが現実化し、人生を創る」ということである。

私たちの本質とは私たちが「感じていること」「考えていること」それ自体であり、頭では意識してはいないけれど、潜在意識が「これはそうである」と受け入れていることこそが、この現実世界に反映され、人生という「結果」を作っているという思想を知ることはとても重要である。

個人的に、人生の「すべて」において自分自身の考えや考えたこと、感じたことが反映されているとは考えないが、一定の部分において「私は◯◯したいです」「私は◯◯へ進みたいです」と考え、願うことが人生を方向付けている現実はあると考えている。

ちなみに本書は、上智大学名誉教授の故渡部昇一先生がペンネームで出版されている本である。「潜在意識」というと怪しい響きが漂うが、この世界で多大な功績を残された先生が書かれているということのみならず、経済的に成功した実業人も潜在意識について語っている点、「あやしい」で済ますのはもったいない。

ベストセラー作家、コンサルタントの神田昌典さんはその著書『非常識な成功法則』で自身のリストラ体験を始め、「大っぴらには語られないが、年収3000万を超える人はこっそり、潜在意識を活用している」など潜在意識の効用について語っている。

「「考え方」「感じたこと」こそが自分を作り、人生に作用する。だからこそ何を考え、何を感じるかはとても重要である」ということを知ることは、今後の人生に重要な影響力を発揮する。

この意味で「潜在意識」という概念を学ぶには、本書が読みやすく理解しやすい、格好の一冊となるだろう。なお、『マーフィー100の法則』を読んでより深く「潜在意識」の仕組みについて興味が湧いた方は、「大島淳一」訳のマーフィーの他の本をあわせて読むことをおすすめしたい。

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『生きがいの創造』

本書は人生観を劇的に変えうる、極めて重要な価値基準を提示してくれる本である。本書が提示するのは「一体私たちが何者なのか?なぜこの世界に生まれてきたのか?」という本質的な問いである。

すなわち、成長や学びのためにこの世界に存在するスピリットこそが私たちの本質であり、人生で起こる全て出来事とは、私たち自身がこの世界に生まれる前に用意した「想定内」の出来事であると本書は指摘する。

本書はいわゆる精神世界的な内容が含まれているため、「目に見えるもの、科学的に証明されているもの以外は存在しない」という価値観をお持ちの方にとっては、抵抗感が感じられる内容が含まれている。

正直なところ、私自身精神的な世界観が事実なのかそうでないのかはわからないし、それが真実かどうかは実際のところ興味がない。今すぐ「科学的」に証明されるものでもない。

だが、「人生は寿命が来たらそれで終了」といった唯物論的な思考ではなく、本書が指摘するトランスパーソナルな価値観を持つことによって、人生に様々な「意味」が生じることは疑いようがない。

たとえば人生でどのような理不尽な出来事が起ころうとも、そこになにか意味を見出すことができたなら。それは理不尽な出来事ではなく、自分自身の成長と学びの機会となる。この意味で、本書が提示する人生観を知っておくことは、個人の生き方、価値観を広げるという意味で、大いに価値があると考える。

本書を読み終えたあとは、人生で起こる出来事には理由があること。出会ってきた人、失敗や挫折、苦悩、困難、喜び、発展。人生の様々な思い出が、意味を持って自分に語り始めることに気づくかもしれない。

すなわち生きるということは困難や問題が伴うかもしれない。だが、絶望する必要はないのである。

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『生きがいについて』

人はなぜ生きるのか?生きる喜びはどこから湧き出すのか?どこに自分の人生の意味を見出すのか?そんな問いに探り当てるヒントとなるのが本書である。

精神科医として岡山県のハンセン病療養施設で働いた著者が、人生に立ちはだかる悲しみや苦しみを背負いながらもなお、希望と尊厳を持ち生きようとする人々の姿を通じて、「生きることとは何なのか?」を問うのが本書である。

「生きる」ということは確かに難しいことがたくさんある。迷いがある。望まないこと、綺麗事で済まないことも起こる。だがそれでいい。悩みを通じて自分を見出す。そのことに教えてくれるのが本書である。

文章の隅々から著者の人間性、品格の高さがにじみだし、この本に触れるだけで自分の魂が浄化されるような感覚さえ覚えてしまう、不思議な力に満ちている本である。

本書は著者の考察を通じて読者自身が自分自身の生き方、人生観について振り返る機会が与えられる。人生は何かを実現しなければ意味がないのか?病気や停滞は無意味なのか?本書を読むことで「生きる」ということの本質に気づくことができる。

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最後に

先に述べたとおり、個人的には、人生は完全に自由にはならないが、一定部分において自分の意志や願望が尊重される部分があると考えている。

だからこそ、「人生で求められているもの」に答える一方で、自分の願望については、追える範囲で追いかけていくことも大切だと考えている。精神的な部分はもちろん、物質的な部分についても軽視せず、自己成長のみならず「欲」を満たすこともまた、生きる喜びにつながると考えている。

この記事ではその点のバランスを意識して、私自身が20代の頃に出会い、人生観を変えた名著を5冊に厳選しご紹介した。どれも発売から今日まで読まれ続けている本である。あなたの人生観を見つけるきっかけになれば幸いである。

追記

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