人生はやり直すことができる。この条件を満たす限り

笑顔の女性

突然だが、あなたは自分を信じているだろうか?

ここでいう「信じている」とは、あなたの人生で何が起ころうと、「私の人生はなんとかなる」と信じることである。

何度も何度も挫折して人生に失望させられたり、どんなに絶望的な状況に陥っても、「なんとなる!」とあなたが信じることができるなら。

あなたは何度でも、人生をやり直すことができる。人生をより良い形で、「建て直す」ことができる。

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はじめに

人生には明らかに、「努力」や「実力」といった要素とはかけ離れた出来事が突発的に起こる。

あなたが誠実に、真面目に日々を生きていたところで、現実問題「理不尽」としか言えない出来事によって、人生がめちゃくちゃにされてしまうことはある。

人生は自助を基本としつつも、自助だけではどうにもならない現実はある。そこで必要となるのが、「信念」である。それはすなわち、「途中経過がどうであれ、最終的に自分の人生はなんとかなる」という信念である。

あなたが失業しようと破産しようと、不幸のどん底に落ちようと「自分はなんとかなる」と決して自分を見捨てない、自分への「無条件」の信頼である。

何が起ころうとも関係ない

あなたは自分を信頼する。そこで今すぐあなたの現実は変わらない。むしろ、不幸な出来事は引き続き、あなたの心を圧迫し続ける。

しかし、時が経つにつれ、最悪の出来事は不思議と収束し「雨降って地固まる」。あなたが問題を乗り越えていくにつれ、あなた自身の人生はますます強固になり、あなたの心はより穏やかになっていく。

「何が起こっても最終的にはなんとなかなる」ということを知るにつれて、あなたは現実に動じなくなる。そしてやがて確信する。「それが起こったのは起こる必要があったから」という事実を。

最初の一歩は、自分を信じることである。目の前の現実がどうであれ、それは過程であり、最後は「めでたしめでたし」になる。根拠?そんなものは必要ない。だから、「自分への信頼」なのである。

帳尻は合うようになっている

人生において、数は少ないが、あなたの人生の進路を致命的に決定する「分岐点」となるイベントが起こる。

そこでもしあなたが誤った選択をしてしまった場合。それから先、残念ながらあなたは、その選択によって不幸な経験をすることになるだろう。

時計の針を巻き戻すことはできない。だから、その行動自体を取り消すことはできない。

しかし繰り返す。あなたが自分の人生を信頼することができるなら人生はいつだってやり直すことができる。そして、不幸な出来事を経験したときは必ず、それを経験することによってしか得られるプラスがある。

もうそうなったしまった以上、それは仕方ない。だからあなたができることはシンプルだ。「今の状況は最悪かもしれない。でもこれからきっとなんとかなる」と、自分に言い聞かせよう。

自分を信頼し自分の人生を信じていれば、時がやがて全てを解決してくれる。あなたが信じたとおり、人生は展開していく。

最後に

20代30代と歳を重ねるにつれ、「運」というものにだんだんと興味が薄れてきた。というのは、結局長い目で見れば、目先の出来事で「運がいい」「運が悪い」を考える意味それ自体がないことに気づいたからだ。

それよりもっと重要なのは、運がいいとか悪いとかそういう話ではなく、自分の人生を信頼する力である。大切なのは不幸を避けることではない。起こったマイナスの出来事から生還し、より素晴らしい人生を実現することである。

その土台となる力が自分を信じる力。人生で何が起ころうとも「私の人生はなんとかなる」と信じることである。

厳しい現実が目の前にあるとき、自分の人生が良くなる「証拠」を見つけるのは難しいかもしれない。だが、自分の人生がどうなるか?それを信じるのに証拠も何も必要ない。

繰り返す。大切なのは信じることである。無条件に、信じることである。その想いはやがて、現実になる。