「失敗の多い人生」を送るからストレスが溜まるのではなく、「納得感のない人生」を送るからストレスが溜まるのだ。
千田琢哉
満足できる人生を歩むか不満足な人生を歩むか。
その違いは学歴や収入、モテ度など、外的な要素はあまり関係ない。大切なのは、自分の人生に自分の主導権があるかないか。ただその一点が、決定的なポイントになる。
人生の主導権を他人に奪われているときの特徴は「やらされてる感」
自分のことを自分で決められる。納得して受け入れることができる。そんな状態であれば、結果がどうであれ納得できるし、文句はあれど頑張る気になれる。
しかし、自分で何も決められない。誰かに言うがまま、人生の主体性を奪われてしまうと、「やらされてる感」が半端なく、四六時中ストレスが溜まる。
仕事で自分の思う通りにできない。言われたことをやるだけ。家庭では自分の意見が通らない。自分はいてもいなくても同じ。これこそ、人生の主体性を奪われている状態だ。
自分で何も決められない人生に満足度を感じるのは難しい。当然、幸せなんて感じることができない。毎日はまさに、ストレスの連続である。
自分の人生を取り戻すカギ
ではそこから抜け出すためにはどうすればいいか?それならまず「好き嫌い」というシンプルな感情を思い出すことだ。
やりたいことはやる。やりたくないことはやらない。「好き嫌い」を基準にすることで、少しづつ自分の主体性を取り戻すことができる。
自分のことを自分で決められれば、結果がどうであれ受け入れることができる。人生に満足したいなら、主体性が不可欠。したいことをしてしたくないことをやらない。
そんな「好き嫌い」を通せる人生を目指そう。
出典
『大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!』