計画を立てるということは、明日のことを考えることである。
スイス政府発行文書
仕事で大切なのは、先の見通しだ。
今の仕事がどこへつながっていくのか、どんな結果を迎えるのか。その行く末を見通している人は、間違いなく仕事ができる。
つまり今自分がなぜこの仕事をしているか?それによってどうなっていくのか?人生でどんな意義があるのか?
「先が見える」人は最強である。
「今すぐ」結果にならなくてもいい
彼は目の前、今している仕事にも意味があることを知っている。
そして、その仕事が1年、2年、3年と続けていけば、どんな結果につながっているのか、予想して仕事をしている。
しかも、計画性を持って、着実に仕事をこなしているので、その仕事の質はすこぶる高い。
思いつきや気分で仕事をせず、いついつまでにどれくらい仕事をやるのか、とても明瞭。そんな仕事をする人は、必ず大きな仕事ができるようになる。
それは、今すぐ利益にはならない、しかし、やがて大きな利益になる、そんなでかい仕事だ。
長い目で考える
今すぐ結果を求める人は、目先のことにとらわれて、仕事の計画性を軽視しがちだ。
しかし、先が読める人、計画を立てて仕事をする人は、今すぐ得しなくても、10年後に大儲けできる仕事を知っている。
そういう人が、コツコツと仕事をして、やがては大成功をおさめていく。しかも、ライバルが少ないので一人勝ちできる。そんな勝ち組になりたいならすべきことは明白だ。
先を見通し、計画を立てて仕事をする。そのために、「今」をしっかり集中するのだ。
出典
『民間防衛―あらゆる危険から身をまもる』