仕事は難しく考えない。うまくいかないなら別の方法を試せばいい

仕事中

うまくいっているのなら、そのまま続けよ。うまくいっていないことはやめて、何か違う行動をせよ。うまくいくまで、いろんな行動を試してみよ。

諸富祥彦(大学教授、カウンセラー)

このやり方がダメなら別の方法を試す。仕事で結果を出すために何より必要なのは、柔軟性である。

物事は基本的に、自分が思った通りにうまくいかない前提が考えた方が安心だ。

うまくいかければ別の方法を試せばいい。そんな心の気軽さがあればこそ、最終的にはどんな仕事も何とかなるし、結果も良い。

逆に、仕事に取り組む上で、「これはこうやるべきである」とか、「こうやればうまくいくはずだ」というような思い込みは注意が必要である。

もしかしたらそれは最善ではないかもしれない。もっとより良い方法があるかもしれない。

先入観を持つことで、新しい可能性を見出すことが阻害される。何より、仕事に取り組む上での柔軟性が失われる。

柔軟性が失われれば、うまくいかないときにますますうまくいかなくなってしまう。だからこそ、何事も決めつけない方がいい。

うまくいかない可能性を最初から考慮しつつ、うまくいかないならどうすればいいのか、この方法ではなく違う方法がないのか。

心を広く持ち、試行錯誤していこう。そのうち面白い方法が見つかるはずだ。

出典

『教師の資質』(朝日新書、2013年)