修羅場の経験が自分を成長させる話

渋い男

突破したり一皮むけた人って、やっぱり「拓きの仕事」をしてるわな。

「できる仕事を、できるようにやった」ということでは、人は決して伸びません。

武田鉄矢

人として一皮むけたい。

そう思ったら地獄を味わうことだ。修羅場を経験し、それを乗り越えることである。なぜなら修羅場こそが、人を劇的に成長させるからである。

苦しさは自分への負荷

修羅場では自分がそれまで培ってきた力や知識、何もかもが役に立たない。そして、いかに自分が無能で役立たずなのか、嫌というほど味合わさせられる。

ある意味、今までの自分の全てを否定されてしまうわけだが、だからこそ、修羅場は人をグーンと成長させてくれる。

今までの自分がダメなら変わってやろう。新しい環境に上手く対応できるよう、まるごと自分を適応させてやろう。自分のやり方にこだわらず、もっとより方法を見つけよう。

そうして自分を一から変えていく。

いや、変えていかざるをえない。だから、修羅場を乗り越えたあとの自分は、力強さとタフネス、柔軟さを兼ね備えた人間に成長している。

その修羅場が苦しければ苦しいほど、人としては驚くほど劇的に、一皮向けることができる。

結局はノーペイン・ノーゲイン

現実的な話、修羅場を乗り越えることはとても大変なことだが、苦労に見合う何かは得られる。だから成長を期待するなら、辛さは避けられない。

何も苦労していない人よりも、人生山あり谷ありで苦労してきた人は、たくさん成長のチャンスが与えられている。

それはとても厳しい道になるのは間違いないが、地獄を乗り越えた先は、一皮むけた素晴らしい自分に出会えるはずだ。

つまりはノーペイン・ノーゲイン。それは決してウソではない。

一皮むけた自分になりたい。それならあえて、修羅場に自ら飛び込むのも一つの道。自分を痛めつける覚悟で、飛び込んでみてはいかがだろうか。

最後に

人生で辛いことは少ない方がいい。できれば無難。波風立てない日々を送れる方が、楽と言えば楽である。

しかし日々の暮らしが安楽であればあるほど。人として得られる経験値はとても軽微である。一皮むけた自分と出会うことは難しい。

だから人生「これはヤバいぞ」という状況がやって来たら。「自分はツイてない」と考えるのではなくむしろ「自分はツイてる!」と考えることをおすすめしたい。

なぜならそれはあなたが人としてレベルアップするビッグなチャンス。それを乗り越えた先は、今よりもずっと、素晴らしい景色を眺めることができるのだから。

出典

『人間力を高める読書法』(プレジデント社、2016年)

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