向いていない仕事を続けてはいけない理由

仕事が退屈な男

嫌いな仕事をし続ける者は、二重の苦しみを味わわねばならん。

まず仕事自体が重荷になる。そしてもっと悪いことに、その仕事は富をもたらしてはくれない。

マーク・フィッシャー

先日、利用しているサービスでトラブルが起こったので、運営元のサポートに連絡。

しかし、対応が遅いし、サポーターのやる気がまるで感じられなかった。「ただ、会社に雇われている。それだけだ」そう言わんばかりのやる気のなさである。

そのサポーターはK氏と名乗った。彼の仕事は顧客のサポートであるはずだが、その仕事をせず紋切り型の対応で、結局K氏は大して仕事をしなかった。

確かに、彼は型どおりの対応をすることで、時給や給料をもらっているのかもしれない。

しかし、K氏が仕事を楽しんでいないのは明らかだ。お金のため、ただ職場での「役割」を果たしているだけにすぎない。

そして、イヤイヤ仕事をするものは、自分だけでなく、周囲にも不愉快な思いをさせるのだ。

しかも、イヤな仕事をしている限り、その人は決して仕事の楽しみを味わうことはないだろう

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向いていない仕事を続けた結果

結局のところ、イヤイヤ仕事に従事している人は、人を不快にさせるだけでなく、自分自身の人生もダメにしている。

仮に、イヤな仕事で金銭的に成功できたとしても、「イヤ」という感情は決して消えることなく、どこかに抑圧されていく。

そしてそれは、影となり、その人と関わる人に悪影響を与えていく。

具体的には、その仕事を通じて関わった人に嫌な気持ちを味合わせる。すると、自分が損をするだけでなく、雇ってくれる会社。顧客。

つまり関係者全員がアンハッピーになる。結局誰も得をしない結果に終わるので、そのツケは最終的に一番、自分が責任を負うことになる。

だから向いている仕事がいい

一方、楽しい仕事は、報酬だけでなく、様々なものを与えてくれる。

お金はもちろんだが、やり遂げた達成感、顧客の感謝。金銭的な報酬に加え、精神的な報酬も得られる。これが本当の仕事だ。

単純な話だが、楽しいことをすることで、人は楽しく、より自由に能力を発揮できる。自発的に行動できる。

人生に何も望まないなら問題ないが、人生にたくさんを求めるなら、やりたい仕事、熱意を捧げられる仕事を選ぶのが一番だ。

こうすることで、あなたは自分だけでなく、周りの人にも幸せを与えることができる。

本来仕事をそういうもの。苦痛の対価としてお金を稼ぐ仕事は、何かが間違っているのである。

出典

『新装版 成功の掟』(日本能率協会マネジメントセンター、2005年)