悲しみに屈するのは簡単。そんなヒマがあったら、手を振り上げて一人で踊るの。
クレア
本当に人生はいろいろある。
嫌なこと、辛いことが続いて、心が折れそうになってしまうときもあるだろう。しかし、そこで打ちのめされてはいけない。ただ、悲しみに流されるまま流されてはいけない。
自分で自分の心をなんとかしようとする態度
辛いときに嘆き悲しむのは簡単なことだ。悲しみに沈んでいると容易に自己憐憫が忍び寄り、ますます自分が惨めに感じる。
でもそんなことでは、いつまでも状況は変わらない。
「気の持ちよう」という言葉があるが、グジグジしていると状況はもっと悪くなっていく。だから歩いてもいいしダンスしてもいい。
体を動かして気持ちを変えるのだ。
辛いときほど明るく振る舞う。悲しいときほど希望を語る。そうやって、自分で自分を鼓舞するのだ。それは「悲しみには負けない!」という確固たる人生態度だ。
悲しい気持ちは変えられる
辛いことがあったとき、ただ悲しみに打ちのめされるのは簡単だ。
何もせずにただ、悲しみに甘えていると、そこから立ち上がることが、ますます気持ちは悲しくなって、そこから回復するのが難しくなる。
もちろん「どんなときも」というのは難しいが、ときに自分で自分を鼓舞して、悲しい気持ちを追っ払おう。
気持ちさえ前に向いていれば、きっと立ち上がることができる。そして実際気分を良くすることだってできる。だって、自分の心を決めるのは、結局最後は自分なのだから。
出典
『エリザベスタウン』