自己投資は身ゼニを切る。タダでは何も得られないから

読書中

本は買って読むべきである。

もらった本はありがたくない。ためになることが少ない。反発することが多い。

どこの誰が書いたかははっきりしない本から著者自身も考えていなかったような啓示を受けることがある。

本は身ゼニを切って買うべし。そういう本からわれわれは思いがけないものを恵まれる。

外山滋比古

今の世の中、お金を出さなくても様々なものが手に入る。

本は図書館で借りることができるし、映画もネットなどの配信サービスの無料期間を利用すれば、タダで見ることができる。

しかし、お金を払わず無料ばかり求めていると、長い目でみると得しているようで、実はとてつもなく損をしている可能性が高い。

というのは結局、タダで何かを得ようとしても、大したものは得られないからだ。

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身銭を切るから意味がある!

本を買って学ぶ。お金を払ってセミナーに参加する。旅に出る。

自分で身ゼニを切るからこそ、お金をムダにしないよう、必死になって学ぶ。だから結果的に、出したお金以上のものを学ぶことができる。

ここに、お金を使う最大の意味がある。

世の中の本質はギブ&テイクである。何かを得るためには何かを差し出さねばならない。

つまり、お金を差し出すことによって、それ相応のものが手に入る。これが世の中の仕組みである。

無料で何かを手に入れない

確かに現代、「無料」でも価値があるものはたくさんある。

あえてお金を払う必要がないものを手に入れる場合は、無料にこだわるのもありだろう。

しかし無料にばかりこだわっていると、本当に価値があるものを手に入れることに臆病になってしまう。

これは本当に怖いことで、目先のお金をケチった結果、自分の人生において本当に価値があるものを手に入れるチャンスを失ってしまうのである。

必要なものにお金は惜しまない!

本当に欲しいものがある。手に入れたいものがある。それであるなら、無料大好きクレクレマンになってはいけない。

必ず身銭を切る。それが自己投資の鉄則である。

大丈夫。自分にとって本当に価値があるものに身銭を切ったならば。支払ったお金の何倍もの対価を得ることができる。

だからこそ、本当に自分を成長させたいなら。何かを得たいと心から願うなら。身銭を切る自己投資が必要なのである。

出典

『乱読のセレンディピティ』(扶桑社、2016年)

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