親しき仲にも礼儀あり。人間関係は<腹六分>

打ちのめされる男

人間関係で一番大事なのは<腹八分>ではなくて<腹六分>。<腹八分>だと多すぎるのです。

夫婦、恋人、兄弟、友だち、仕事関係、すべて<腹六分>でお付き合いしなさい。”親しき仲にも礼儀あり”これが鉄則です。

美輪明宏(芸能人)

生きていくことは大変だ。そのなかでも難しいのが人間関係、つまり人との付き合い方だ。

世の中、本当にいろんな人がいる。そして残念なことに、出会う人全て、関わる人全てと仲良くやっていくのは難しい。

せめて仲が良い人、親しい関係に合う人とは互いのことを何もかも知って、深く付き合いたいと思ったりするが、物事はそう単純ではない。

どんなに親しい人でも、近づき過ぎると馴れ合い、近親憎悪で傷つけ合う。かといって離れすぎては寂しさと孤独に悶てしまう。

そう考えると結局人間関係は、ホドホドが一番なのかもしれない。

世の中、自分を含め、完全な人はいない。良いところがあって悪いところがある。ほどほどに付き合っていれば、相手の良いところだけ見て付き合うことができる。

悪いところは見ざる聞かざる。相手に期待しすぎず適度に距離を保つ。そうすれば案外、人間関係に悩まずに生きていけるのかもしれない。

出典

『ああ正負の法則』(パルコ出版、2002年)