人は誰でも「サイコロを振っている」と、必ずいつか幸運に絶対に出会います。
絶対に出会うけれども、その日は明日なのか来週なのかは誰にも分かりません。だから幸運の女神が微笑むその時まで、あなたはリングに立っていないといけない。
そのためには復活できないほどの物理的、経済的、肉体的、精神的な損失、ダメージ、損傷を負ってはだめなのです。
酒井とし夫
人生はあらゆる意味において、継続こそ力である。
幸運も、絶えず挑戦する者のところへやって来る。だからこそ、継続さえできれば、人生どんな不運に見舞われようと、最後の最後には、絶対に逆転することができる。
ただしそのためには条件がある。それは、人生において二度と立ち直れないほどの大きな失敗をしない、という条件だ。
敗者復活を実現するために
人生とは敗者復活戦で、失敗しても失敗しても、起き上がることさえできるなら、いつかどこかで運は巡ってくる。
この意味で、敗者が復活を実現するためには、ワンパンでノックアウトされないことが重要だ。
そこで絶対に避けたいのは、人生すべての力をかけた大勝負を挑んで、大敗北を喫してしまうことである。
つまり、二度と立ち直ることができない大敗北こそ、絶対に避けるべきものである。
それさえ避けることができるなら、何度敗北したっていい。敗北しても、また起ち上がる力さえあれば、それで十分だ。
倒れても起き上がる。そのたびに運は近づいてくる!
大切なのはネバーギブアップ。
七転び八起きで、何度転んだとしても、そのたびに起き上がって前進していくことである。
倒されても起き上がっていればいつか、幸運をつかむことができる。人生逆転のタイミングはまさにそのときだ。
面白いように幸運が巡ってきて、今までの不運がすべてチャラになる。そして、今まで味わった敗北の痛手は、栄誉ある傷となるのである。
最後に
ということで、人生は継続が力なり。
幸運をつかむために、いつまでも、何度でも、実現したいことを実現するために、挑戦し続けよう。欲しいものを手に入れるために、行動し続けよう。
途中失敗するのは当然である。避ける必要もないし、失敗したことで「自分はダメなんだ・・・」と自己卑下する必要はない。
ただし、人生全てをかけた大きな勝負は控えることである。それでは運をつかめない。
大切なのは常に前進し続ける余力を持つこと。一回の失敗で倒されないよう余力を持ちつつ、理想の人生をつかむために、前へ前へと進んでいこう。
出典
『どん底からの大逆転!』